笑福亭鶴瓶が、毎回登場する豪華ゲストと即興ドラマを演じる人気バラエティー番組『スジナシ』(CBC・TBS系)のDVD発売記念イベントの収録が17日、東京・下北沢の北沢タウンホールで行われ、鶴瓶とゲストの劇団ひとりが、ぶっつけ本番、台本なしの即興ドラマを披露した。

バラエティー番組『スジナシ』の収録に臨んだ笑福亭鶴瓶(左)と劇団ひとり

20年前、本多劇場をはじめとする下北沢の劇場によく足を運んだという鶴瓶は感慨深い様子で、収録前に下北沢のショップで購入したという衣装で登場。劇団ひとりのマルチな才能を「素晴らしい」と称え、2人で即興ドラマを演じた後は、「お前やったらできる!」と『スジナシ』の後継者に任命。劇団ひとりの即興芝居に太鼓判を押した。

『スジナシ』は、1998年の放送開始から200回を超える名古屋発の長寿番組で、今年4月からTBS系でレギュラー放送に。DVDに収録される今回の即興ドラマは、「下北沢の空の下」という設定で初の野外ロケを行った。会場にいる観客が生中継の映像で2人を追う中、会場を飛び出し舞台となるマンションの屋上に到着した劇団ひとりは、「場所、変えませんか? ピンとこないんですけど……」と、ネタが浮かばない屋上のシチュエーションに不安を隠せない。だが、芝居が始まると、表情豊かな得意のキレた演技で鶴瓶を自分のペースに巻き込み、鶴瓶も劇団ひとりの独特の演技に笑いをこらえながら、息ぴったりで応戦。最後は予測不能な展開に、中継を見守る観客から大きな拍手が起こった。

文字通り、筋書きナシの即興芝居のため、ロケを敢行

収録後の会見で、鶴瓶は「会場との距離感が不安でしたが、客席の反応がすごく良かったと聞いて安心しました」と初めてのロケにホッとした様子。劇団ひとりも、「抜けたところでの劇は向いていないイメージがあったんですが、意外とやってみると成立していて楽しかった」と、演技前の不安からは一変し、出来栄えに満足していた。

鶴瓶は、事前に客席から募集したキーワードの"ダジャレ"を、「難しい」とぼやきながらも即興でドラマに組み込むことに成功

「折角『スジナシ』に出るんだったら、『スジナシ』の醍醐味を味わいたかった」と、ノープランで出演したと明かす劇団ひとり。鶴瓶からは「勇気いるよ」と感心されていた

また、今回のロケの成功を受けて、「コンビニ、ジャングル、どこでも出来ますね! いずれ海外バージョンで『スジナシ in ロス』なんてどうですか? (ゲストは)アンジェリーナ・ジョリーとか」と調子を上げてきた劇団ひとりに、鶴瓶も「韓国で、ヨン様やチェ・ジウと『スジナシ』をやりたい」と意気投合。「やりましょうよ!」と興奮する劇団ひとりだが、「(ゲストの)お前は関係ないやん」と苦笑いする鶴瓶。しかし、「俺が(番組を)降りるときはお前に譲るわ。お前やったら、ほんまにできると思う」と、劇団ひとりの即興芝居を絶賛し、思わぬ後継者に任命された劇団ひとりも「(鶴瓶)師匠のスケジュールが合わないときや代打は僕に」と、自信をのぞかせていた。

『スジナシ』DVD Vol.1~3は、現在発売中(販売元:アニプレックス)。『スジナシ』DVD Vol.4~6も、11月18日(水)に発売される。