PCを利用する際に、利用頻度の高いアプリケーションのショートカットをデスクトップ上に置いている人も多いと思う。しかし、デスクトップのショートカットアイコンが多くなると、PCの動作が遅くなったり、アプリケーションを見つけづらくなったりして効率が悪い。そんな時に最適なソフト「Appetizer」は、オープンソースで開発、提供されているドック(Dock)型ランチャーである。

Appetizer

「Appetizer」は、アプリケーションのショートカットアイコンを収納し、管理することができる。また、「Appetizer」の起動に合わせて複数のアプリケーションを一括起動することも可能で、アプリケーションを多く利用する人にはオススメだ。

注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

Appetizerを使ってみよう

それでは、「Appetizer」をインストールしよう。「SourceForge.net」のWebサイト、において「Download Appetizer_1.4.3.103.zip」をクリックする(図1)。

図1 「Appetizer_1.4.3.103.zip」をクリックする

適当な保存先を指定してファイルを解凍すると、Appetizer.exeとDataフォルダが出てくる。Appetizer.exeをダブルクリックすると、Appetizerが起動する。

図2 実行ファイル「Appetizer.exe」をダブルクリックする

すると、既存のショートカットのインポートを選択するダイアログが表示されるので、「クイック起動バー」および「スタートメニュープログラム」にチェックを入れ、[開始]ボタンをクリックする(図3)。

図3 インポートするショートカットを選択して[開始]ボタンをクリックする

すると、図4のようなドック型のアプリケーションランチャーが表示される。パネルにあるアイコンをクリックすれば、それぞれのアプリケーションが起動する。

図4 このようなアプリケーションランチャーが表示される

また、「Appetizer」を起動すると、システムトレイにアイコンが表示される(図5)。ランチャーの[閉じる]ボタンをクリックすると、図6のようなダイアログが表示され、[OK]ボタンをクリックすれば、システムトレイに「Appetizer」が収納される。再度ランチャーを表示させたい場合は、システムトレイ上のアイコンをクリックすれば良い。

図5 「Appetizer」を起動すると、システムトレイにアイコンが表示される

図6 「Appetizer」を閉じると、ダイアログが表示され、[OK]ボタンをクリックすればタスクトレイに収納される

次に、アプリケーションのショートカットアイコンを「Appetizer」へ追加したい場合は、パネル上で右クリックし、メニューの[新規ショートカット]を選択する(図7)。

図7 パネル上で右クリックし、[新規ショートカット]を選択する

「Appetizer」に追加したいアプリケーションを選択し、[OK]ボタンをクリックする(図8)。

図8 ショートカットを追加したいアプリケーションを選択し、[OK]ボタンをクリックする

これで、「Appetizer」に新たなアイコンが追加される(図9)。また、デスクトップ等にあるショートカットアイコンを「Appetizer」のパネルにドラッグ&ドロップすることでも追加が可能だ。

図9 「Appetizer」に新たなアイコンが追加される