米Microsoftの無料セキュリティ対策ソフトの公開が近付いている。"Morro"の開発コード名で呼ばれた製品は正式名称が「Microsoft Security Essentials (MSE)」となり、23日(米国時間)にもベータ版の配布が行われる。18日になり複数のメディアが報じた。

MSEは17日にインターネット上に複数のリーク情報と画像が出回ったことを受け、18日になりMicrosoftがその内容を認めたもの。同件を報じたArs Technicaなどによれば、対応OSはWindows XP以降で32bit / 64bitの両バージョンに対応する(ただしXP 64bitは除く)。ベータ版の公開時には、Microsoftのダウンロードサイトを通じてインストーラの入手が可能になる見込み。対応言語は英語とポルトガル語(ブラジル)の2種類で、ベータ版は先着75,000人までの提供となる。ただしMicrosoftによれば、必要に応じて定員を増加させる可能性もあるという。正式版の公開は2009年後半を予定している。