日立製作所は8日、デジタルハイビジョンテレビ「Wooo」シリーズの新ラインナップを発表した。発売日、価格などは表のとおり。

UT47-XP800

P50-XP03

L42-XP03

新ラインナップは、超薄型のUT800、プラズマの03、一般的なスタイルの液晶の03という構成になっている。従来は、シリーズごとに異なった機能/性能となっていたが、今回は、スタイルや使用しているパネルこそ違うが、すべてのモデルで、内蔵HDD+iVポケットでの録画機能の搭載、DLNAのサーバー/クライアント機能の搭載、アクトビラビデオ・ダウンロードレンタル/セルへの対応など、シリーズごとの機能の差はなくなっている。

なお、昨年モデルでは超薄型セパレートタイプが、HDDを内蔵する「UT770」とiVポケットのみを装備する「UT700」の2系統に分かれていたが、今回のラインナップでは、すべてのモデルがHDDを内蔵しているため、超薄型セパレートのラインナップは統一されている。

進化した録画機能

Woooシリーズでは、録画の際に「XCodeHD」と呼ばれるストリーム圧縮技術を利用可能だ。従来モデルに採用されていたXCodeHDでは、圧縮方式はMPEG-2で、圧縮率は約2倍程度となっていた。新モデルに搭載されているXCodeHDでは、新たにMPEG-4 AVC/H.264が採用されており、従来の2倍モード(TSE)に加えて4倍モード(TSX4)、8倍モード(TSX8)が利用可能となった。内蔵HDDの容量は250GB。TSX8モードを使用した場合、約200時間の録画が可能だ。なお、TSX4モードの解像度は1920×1080だが、TSX8モードでは1440×1090となる。同社によると、TSX4モードでの画質は、非圧縮の場合とほとんど差はないが、TSX8の場合、動きの速い映像などでは、差が判別できることがあるかもしれないとのことだ。

もちろん、ダビング10にも対応しており、録画した番組を、iVDR-Sメディアにかき出すことが可能だ(ただし、新型WoooのTSX4/8モードで録画した番組は、従来のWoooシリーズでは再生できない)。

強化されたネットワーク機能

従来のラインアップでは、「UT770」シリーズがネットワーク対応モデルとなっていたが、新ラインナップではすべてのモデルがネット対応をなっている。まずは、アクトビラビデオ・ダウンロードセル/レンタルへの対応。従来のアクトビラビデオでは、ストリーミング再生のみがサポートされていたのだが、アクトビラビデオダウンロードでは、一度すべてをダウンロードしてから再生するため、ネットワークの速度などに捕らわれずに再生を行うことが可能だ。また、ダウンロードセルの場合、タイトルによっては、他のメディアにダビングを行うことも可能となっている。なお、テレビで、アクトビラのダウンロードサービスに対応しているのは、現時点ではWoooシリーズのみ(新ラインナップの前機種とUT770)となっている。

さらに、DLNAのクライアント/サーバー機能も搭載。1台のWoooで録画したコンテンツを、ネットワーク経由で別のWoooで見ることが可能だ。もちろん、WoooだけでなくDHCP-IPに対応しているDLNA機器(PCやネットワークメディアプレーヤーなど)での再生も可能となっている。

高画質化と低消費電力化

搭載されている映像エンジンは「Picture Master Full HD」。シーンごとに画像認識を行い、その特徴にあった高コントラスト処理を行う「アドバンスドダイナミックコントラスト、色合い/色の濃さ/明るさの調整を複数の指定色で同時に行う「3次元デジタルカラーマネジメント」、シーンの内容に応じて輪郭補正を行う「ダイナミックいエンハンサ」 などの機能が搭載されている。また、P42-XP03以外のモデルでは、テレビで放送されている映画などの24pで制作されたコンテンツを滑らかに再生する「新なめらかシネマ」も搭載する。

さらに、新ラインナップでは、すべてのモデルに、「インテリジェント・オート高画質」機能が搭載されている。同機能は、テレビの前面に装備されたセンサーから、室内の明るさと照明の色を検知、映される番組のジャンルやシーンによって、コントラスト、明るさ、色温度などを自動制御するというもの。高画質化だけでなく、省電力かも図られている。なお、液晶03シリーズの3モデルは、エコパネルが採用されており、L42-XP03では127kWh/年、L37-XP03では117kWh/年、L32XP03では91Wh/年と、現時点で録画機能を搭載してテレビとしては最も低い年間消費電力量を実現している。

シリーズ 型式 表示画素数 発売日 推定小売価格
UT800 (液晶) UT47-XP800 1920×1080 5月中旬 43万円前後
UT42-XP800 1920×1080 5月中旬 35万円前後
UT37-XP800 1920×1080 5月中旬 30万円前後
UT32-XP800 1920×1080 5月中旬 24万円前後
プラズマ03 P50-XP03 1920×1080 5月中旬 42万円前後
P48-XP03 1920×1080 5月中旬 37万円前後
P42-XP03 1920×1080 5月中旬 32万円前後
P-42HP03 1024×768 5月中旬 24万円前後
液晶XP/WP L42-XP03 1920×1080 4月25日 32万円前後
L37-XP03 1920×1080 4月25日 27万円前後
L32-WP03 1366×768 4月25日 20万円前後