ネットジャパンは12日、Intel Mac上でWindows専用ソフトをネイティブ動作させられる互換レイヤーソフト「CrossOver Mac 7 Pro」と、ボーカル音源ソフトウェアVOCALOID2「巡音ルカ(メグリネルカ)」(クリプトン・フューチャー・メディア)をバンドルしたパッケージを発表した。価格は19,950円。同社オンラインショップ「マイネットジャパン」において販売を開始している。

「CrossOver Mac 7 Pro」および「巡音ルカ」(メグリネルカ)

Intel Mac上で「巡音ルカ」を動作させている様子

CrossOver Macは、Intel MacおよびMac OS X 10.5 Leopard上でWindows専用ソフトをネイティブ動作させるための互換レイヤーソフト。仮想化環境ではないため、仮想マシン環境の設定、Windowsおよびドライバのインストール、Windows購入コストなどが不要となっている。

VOCALOID 2「巡音ルカ」は、メロディと歌詞を入力するだけで女性の歌声を生成するVOCALOIDシリーズの第3弾。ヤマハの音声合成システム「VOCALOID 2」を採用し、クリプトン・フューチャー・メディア製音声データベースを組み込んでいる。「巡音ルカ」では、初の試みとして日本語と英語の2つの音声データベース総容量3GB以上を搭載。従来のボーカル音源では実現が難しい、日本語と英語が交じる現代的なポップスをこなしやすくなった。また、「ムーディーかつハスキーな女声」をコンセプトに収録された声質のため、中域から高域まで広めの音域に対応可能となっている。