富士通は15日、22型ワイドWSXGA+(1,680×1,050)液晶を搭載した液晶一体型AVPC「FMV-DESKPOWER LX」シリーズの2009年春モデルとして、Blu-ray Discドライブ搭載モデル「FMV-DESKPOWER LX/C90D」、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデル「FMV-DESKPOWER LX/C70D」を発表した。店頭予想価格はそれぞれ290,000円前後、250,000円前後となっている。

「FMV-DESKPOWER LX/C90D」

「FMV-DESKPOWER LX/C70D」

今回発表された2製品では、Intel G45 Expressチップセットを採用することでグラフィックス性能をIntel GMA X4500HDに強化し、ハイビジョン映像再生時のCPU負荷を低減させている。また、全機種でIEEE802.11nドラフト2.0対応無線LANを標準搭載した。なお、両製品の違いは搭載されている光学ドライブの種類のみで、そのほかの仕様は共通となっている。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo E7300(2.66GHz)、チップセットがIntel GM45 Express、メモリが2GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(1GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はIntel GMA X4500HD(チップセット内蔵)を利用する。ストレージは500GB容量の7,200回転SATA HDD。光学ドライブは、FMV-DESKPOWER LX/C90DがBlu-ray Discドライブ、FMV-DESKPOWER LX/C70Dが2層書込対応DVDスーパーマルチドライブとなっている。

そのほかの機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、地上/BS/110度CSデジタル対応チューナー、ダイレクトメモリスロット(SD、メモリースティック)、USB 2.0×6、IEEE1394×1、光デジタルオーディオ出力(角形)など。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW608×D243×H479mm、重量は約18.5kg。