JTB西日本は10月1日より、「笑福亭銀瓶 日・韓ともに笑う! ソウル落語ツアー3日間」の募集を開始する。ツアー中に、滞在先のソウルで落語家の笑福亭銀瓶氏による落語会が開かれ、「時うどん」、「動物園」といったおなじみの落語を、日本語と韓国語で披露する。同ツアーは2008年日韓観光交流年の記念イベントで、韓国観光公社、松竹芸能との共催。同氏は在日韓国人3世で、2005年から韓国内で韓国語による落語を公演している。

日韓両国語で落語を演ずる笑福亭銀瓶氏(撮影者:大西二士男)

同ツアーは、第1班が12月2日~4日、第2班は12月3日~5日のそれぞれ2泊3日で、旅行代金は大人1名4万5,000円(2名1室)。落語会には、日本からのツアー参加者とあわせて、韓国内でも韓国観光公社が参加者を募集。日本語を学ぶ現地学生や日本文化に興味を持つ韓国市民約200名も参加、「笑い」を通じて日韓交流を深める予定だ。

ツアーでは落語公演のほかにも、笑福亭銀瓶氏を囲んで日本と韓国の文化などを楽しく語り合う「海鮮鍋食べ放題大宴会」や、世界文化遺産の「昌徳宮(秘苑)」や、市民の新しい憩いの場「清渓川」などを銀瓶氏と一緒に巡るソウル市内観光もあり、同社では韓国の歴史や文化への理解も深めてもらえるツアーだとしている。