東芝は、15.4型ワイドWXGA(1,280×800)クリアスーパービュー液晶を搭載したノートPC「dynabook PX」シリーズの秋冬モデルとして、「TX/67G」「TX/66G」「TX/66GBL」「TX/66GPK」「TX/65G」の5モデルを発表した。予想実売価格はTX/65Gが17万円前後、TX/66G、TX/66GBL、TX/66GPKが18万円前後、TX/67Gが18万円台半ば。8月下旬に発売が予定されている。

秋冬モデルでは、CPUが従来モデルのCore 2 Duo T8100(2.10GHz)からCore 2 Duo P8400(2.26GHz)に変更され、HDD容量も増えている。さらに、無線LAN機能も次世代規格のIEEE802.11n draftに対応するようになった。

スウィートピンク(TX/66GPK)

TX/65Gはボディカラーにリュクスホワイトを採用。HDMI、FeliCaポートを搭載する3モデルTX/66G、TX/66GBL、TX/66GPKは、それぞれリュクスホワイト、プレシャスブラック、スウィートピンクとなっている。FeliCaポート、HDMI端子に加えて、PowerPoint 2007 SP1がプリインストールされているモデルTX/67Gはプレシャスブラック。

リュクスホワイト(TX/66G、TX/65G)

プレシャスブラック(TX/67G、TX/66GBL)

全モデル共通の仕様は、チップセットがモバイルIntel GM45 Express、メモリが2GB(1GB×2)。グラフィックス機能はチップセット内蔵Intel GMA 4500 MHDを利用する。ストレージはTX/65Gが250GBで、その他のモデルが320GB容量のSATA HDDとなっている。光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。SD/SDHCカード、xD-ピクチャーカード、MMC、メモリースティックなどに対応したカードスロットを搭載。その他の機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、100Base-TX/10Base-T有線LAN、USB2.0×4(1個はeSATAと共有)、IEEE1394、など。OSはWindows Vista Home Premium with SP1がプリインストールされている。また、全モデルにOffice Personal 2007 SP1を搭載している。

本体サイズは362(W)×267(D)×34.5~38.5(H)mm、重量は約2.7kg。バッテリ駆動時間は約1.3時間。

(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)