dynabook AX/53G、AX/52G

東芝は20日、15.4型ワイドWXGA(1280×800)クリアスーパービュー液晶搭載のノートPC「dynabook AX」シリーズに、秋冬モデルとして「AX/54G」「AX/53G」「AX/53GBL」「AX/53GPK」「AX/52G」の5モデルを発表した。価格はオープンで、予想実売価格はAX/52Gが14万円台半ば、AX/53G、AX/53GBL、AX/53GPKが15万円前後、AX/54Gが15万円台半ば。8月下旬に発売が予定されている。

秋冬モデルでは、従来モデルと比べ、CPUがCeleron 550(2GHz)からCeleron 560(2.13GHz)に、ストレージを160GBから250GB容量のSATA HDDへと変更されている。さらに、無線LAN機能も次世代規格のIEEE802.11nに対応するようになった。

スタンダードモデルのAX/52Gはボディカラーにリュクスホワイトを採用。FeliCaポート、HDMI端子を備える3モデルAX/53G、AX/53GBL、AX/53GPKは、それぞれリュクスホワイト、プレシャスブラック、スウィートピンクとなっている。FeliCaポート、HDMI端子に加えて、PowerPoint 2007 SP1を搭載するモデルAX/54Gはプレシャスブラック。

dynabook AX/54G、AX/53GBL

dynabook AX/53GPK

全モデル共通の仕様は、チップセットがモバイルIntel GL960 Express、メモリが2GB(1GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵Intel GMA X3100を利用する。光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。SD/SDHCカード、xD-ピクチャーカード、MMC、メモリースティックなどに対応したカードスロットを搭載する。その他の機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、100Base-TX/10Base-T有線LAN、USB2.0×4、IEEE1394など。OSはWindows Vista Home Premium with SP1がプリインストールされている。また、全モデルにOffice Personal 2007 SP1を搭載する。

本体サイズは362(W)×267(D)×34.5~38.5(H)mm、重量は約2.7kg。バッテリ駆動時間は0.9時間。

主な仕様

CPU Celeron 560(2.13GHz)
メモリ 2GB
チップセット モバイル Intel GL960 Express
グラフィックス チップセット内蔵 Intel GMAX3100
HDD 250GB(5,400rpm)
液晶 15.4型ワイド(1,280×800ドット)
光学ドライブ DVDスーパマルチDL対応
インタフェース USB2.0×4、S/PDIF/ヘッドホン端子×1、ミニD-Sub15ピン×1、LAN(100Base-TX/10Base-T)、IEEE1394ほか)
サイズ/重量 362(W)×267(D)×34.5~38.5(H)mm/約2.7kg

(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)