シグマは20日、手ブレ補正OS機構を搭載したコンパクトな高倍率ズームレンズ「18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM」ニコン用を7月2日に発売する。価格は4万9,000円(税別)。

18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM ニコン用

同レンズは最大径74mm、全長88.5mm、重量490gの携帯性に優れたコンパクト高倍率ズームレンズ。独自の手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載しており、約4段分の手ブレ軽減効果があるという。最短撮影距離35cm、最大撮影倍率1:3.8で、風景から接写まで対応するとしている。非球体レンズ、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラスの採用により色収差を補正、スーパーマルチレイヤーコートの採用でフレア・ゴーストの発生を軽減。また、フォーカシングによる収差変動の少ないリアフォーカス方式の採用で、全撮影距離において高画質を実現したという。HSM搭載によりAFスピードの高速化と静粛性を実現し、フルタイムマニュアルフォーカスも可能。

主な仕様(シグマ用の数値)
レンズ構成 12群16枚
画角 69.3°-11.4°
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り(W端) F22
最短撮影距離 35cm
最大倍率 1:3.8
フィルター径 φ67mm
最大径×全長 φ74mm×88.5mm
重量 490g