インターネットは10日、同社のバーチャルボーカルソフト「がくっぽいど/GACKPOID」の発売を延期することを発表した。同製品は人気ボーカリスト「Gackt(ガクト)」の声をベースに制作されたボーカル音源。音声合成エンジンおよび入力インタフェース部分にヤマハが開発した「VOCALOID 2」が採用されている。発売は当初6月中旬を予定していたが、商品パッケージなどに使用するイラストの選定、変更のために発売が延期になった。同社では、同時に発音や歌い方などソフトウェアのチューンナップも進め品質の向上にも努めるという。

歴代の「VOCALOID 2」採用製品ではパッケージにボーカリストをイメージしたイラストが採用されるケースが多い。クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」が有名だが、スウェーデンPOWER FXの「SWEET ANN」でも女性ボーカリストをイメージしたイラストがパッケージに描かれている。「がくっぽいど」は、人気アーティストGacktの声を採用していることから、そのパッケージイラストも注目される。発売日、価格、パッケージイラストは6月中旬に発表する予定とのこと。