日本航空(以下、JAL)は18日より、成田空港第2ターミナルにおいて、JAL国内線から国際線への最短乗継時間を、現在の80分から60分に短縮することを発表した。

これは、同ターミナルにおいて国内線から国際線への乗継専用出国審査場と保安検査場がオープンすることにより実現する。今までは、新千歳空港や中部国際空港から成田空港へ到着した場合、国内線に到着してからいったん国際線出発ロビーを通過する必要があったが、18日以降は国内線到着ロビーからダイレクトに国際線の出発コンコースに進むことができるという。また、預かり手荷物の積替時間の短縮を図るといった工夫をすることで、10分の時間短縮を可能としている。さらに、今回の乗継時間の短縮により、乗り継ぎ可能な同社の国際便に11便が加わる。

ちなみに同社はこれまでにも、成田空港第2ターミナルにてラウンジやチェックインカウンターをリニューアルしてきた。一部のチェックインカウンターでは、スピーディーな搭乗手続き実現のために自動チェックイン機を設置。ラウンジは、シャワーやマッサージ、本格的なバーまで用意した癒しのスペースとなっており、同社が多角的な面から顧客満足度を追求していることがうかがえる。