東芝ライテックのブースの展示のメインは、もちろん「E-CORE」シリーズ。一般家庭でも使える製品をメインに展示している数少ないブースの1つとなっている。

ブースの照明にも同シリーズが使われている

昨年7月に発売されたE-CORE 40シリーズは、ダウンライトタイプの照明器具で、40Wの白熱灯を使用した器具と同等の明るさを持った製品。また、断熱材が入った天井に埋め込むためのモデル(SGI形)も用意されているのも特徴。オフィスや店舗などだけでなく、一般家庭でも使用可能な製品だ。

断熱材入りの天井に取り付け可能なSGI形もラインナップ

E-CORE 40シリーズは経済産業省・省エネルギー庁が主催する「省エネ大賞」の「省エネルギーセンター会長賞」(平成19年度)、「平成19年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」、「第4回エコプロダクツ大賞」の「優秀賞」など、さまざまな省を受賞している製品でもある。このE-CORE 40に加えて昨年11月に新たに発売されたのが、60Wの白熱灯に相当する明るさを持つ「E-CORE 60」。こちらにも、一般家庭でも使用可能な断熱材入りの天井に埋め込むSGI型がラインナップされている。

E-COREシリーズはダウンライトタイプなので、既存の住宅のリビングの照明をE-COREシリーズに置き換えるというのはなかなか大変だが、新築時や大規模なリフォーム時ならば、それも可能だろう。また、玄関や、廊下など、現在ダウンライトが使用されている場所の置き換えならば、比較的簡単に行うことができる。ただし、同シリーズは本体部分の直径が69mm、下面カバーの直径が86mmとかなりコンパクトなため、このままでは、既存のダウンライトが取り付けられているスペースに設置することはできない。そこで用意されているのが現在のダウンライト用の穴に取り付けて、E-COREシリーズ用に穴のサイズを合わせる「リニューアルプレート」だ。100mm/125mm/150mm径用が用意されている。

既存のダウンライト用の穴にE-COREシリーズを取り付けるための「リニューアルプレート」

E-COREシリーズ以外には、LED電球、LED屋外照明器具などの展示も行われている。写真のLEDスポットライト/LEDブラケットは、8月に発売予定の「E-CORE EX」シリーズ。また、表札灯とLED足元灯は4月に発売予定。LED電球は、12月に発売されたレフランプタイプの「LEL-SL5L-F」のほかに、スポットライト型LED電球なども展示されている。

スポットライト型LED電球とハロゲンランプとの配光の違い

屋外用のブラケットやスポットライト