テーラーメイドは、ウエイト・カートリッジのポジションを交換することで、弾道調整が行える「MWT(ムーバブル・ウエイト・テクノロジー)」と、最大級の慣性モーメントを融合したゴルフクラブ「r7 CGB MAX」シリーズを発売した。

「r7 CGB MAX」シリーズは、ドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンのフルラインナップで展開され、1月より順次発売となるが、レスキューの発売は4月を予定している。

「r7 CGB MAX ドライバー」は、460ccのヘッドに3カ所の可変式ウエイト・カートリッジを搭載。専用に開発された16g1個と1g2個のカートリッジのポジションを変更することで、左右に約15ヤード、ロフト角1.5度の弾道調節が実現したとのこと。4gと8gのカートリッジも付属し、自分に合った弾道を調節することができる。また、可能な限り大きな慣性モーメントを実現させるために、「トライアンギュラー・ヘッド」を開発。理想的な低・深重心設計で、ショットの安定性と直進性が向上するという。

ドライバーのヘッドは、9.5、10.5、12のロフト角が用意され、シャフトはフレックスがS、SR、Rの3タイプから選択できる。販売価格は、トルクレンチや交換用のウエイト・カートリッジなどがセットになって81,900円。

「r7 CGB MAX フェアウェイウッド」は、ドライバーと同じコンセプトで開発され、3カ所の可変式ウエイト・カートリッジと「トライアンギュラー・ヘッド」を採用。テーラーメイドのフェアウェイウッドとしては史上最大級の慣性モーメントに達し、カートリッジのポジション変更によって、左右に最大約22ヤードの弾道調節が実現したとのこと。

フェアウェイウッドのヘッドは、#3、#5、#7が用意され、シャフトはフレックスがS、SR、Rの3タイプから選択できる。販売価格は52,500円。

「r7 CGB MAX アイアン」は、トップラインを中空構造にする「パワー・インナー・キャビティ・フレーム」を採用。余剰重量をソール後方部のカートリッジに配分し、ソールのヒール側とトゥ側にタングステン・ウエイトを埋め込むことで、最適な低・深重心化と高慣性モーメントを実現したという。また、厚さ2.2mmの肉薄フェース設計によって反発性が向上し、インパクトの手応えをしっかりと感じながらもソフトな打感を味わえるとのこと。

アイアンのヘッドは、#4~#9、PW、AW、SWの9種類が用意され、シャフトはカーボン製の「RE*AX SUPERFAST CGB MAXシャフト」と軽量スチール製の「N.S.PRO 950GH」から選択できる。カーボン・シャフトを選択した場合の販売価格は6本セットで126,000円、軽量スチール・シャフトを選択した場合の販売価格は6本セットで113,400円。