エレクトロラックス、インターネット世代向けの「家電デザインコンペ」開催

エレクトロラックスグループは、デザインを学ぶ学生を対象にした国際デザインコンペ「エレクトロラックス デザイン・ラボ 2008」を開催する。応募締め切りは5月30日。

「エレクトロラックス デザイン・ラボ」は、世界中の若者の創造性を刺激することを目的に、同社が2003年より開催しているデザインコンペ。インターナショナルな審査委員が、分かりやすいデザイン、革新性、消費者心理などの観点から、応募者の作品を審査する。

今回のテーマは、「インターネット世代に向けた家電」となっており、「ブランドに敏感で、キャリア意識の高い25～35歳」をターゲットとしたデザインを募集している。また、作品は、2～3年後の将来における「食品貯蔵」、「調理」、「洗浄」のいずれかのカテゴリーの製品であることが必須。コンペの優勝者には、賞金5,000ユーロ(約80万円)と世界7ヶ所にある同社のグローバル・デザイン・センターの一つで6ヶ月間のインターンシップを行う機会が与えられるという。

同社のグローバル・デザイン担当シニア・バイス・プレジデント ヘンリック・オットー氏は、「大胆なアイディアと解決策を求めている。作品は、インターネット世代の関心事である可動性や利便性、速度、素材、パーソナライズ性、娯楽性、技術性、持続可能性などを反映している必要がある」と語っている。

なお、同コンペへの応募は、公式ウェブサイトにて受け付けている。応募条件は、デザインを勉強している学生であることで、グループ参加は不可となっている。