マリオット・ホテル内のヤマハ・ブースでは2月発売予定のMIDIキーボード「KX25」「KX49」「KX61」が主役だった。Cubase AI4との高度な連携を実現するAI(Advanced Integration)ファンクションズ、多様な楽器の340種以上のフレーズを指1本で呼びだせるフレーズファクトリー、4つのコントロールノブと30種類のソフトウェア音源に対応したコントロールテンプレートなど、手軽な曲作りをサポートする機能が盛りだくさん。「USBキーボードスタジオ」と銘打たれているように、典型的な音楽制作におけるワークフローをUSBケーブル1本の環境で実現する。

復活したKXシリーズ、「KX25」(左)と「KX49」

もう1つヤマハのブースで注目を集めていたのがWAVE/MP3レコーダー「POCKETRAK 2G」だ。34.2×119.7×13ミリで19グラムという小さな本体に2GBのメモリーを内蔵。上部にステレオマイクを装備、スライド式で底部からUSB端子が出てくるようになっており、PCまたはMacに直接接続できる。録音はリニアPCM (WAVE)またはMP3。WAVE、MP3、WMA、DRM10-WMAの再生が可能だ。電源は単4電池×1。充電池のeneloopが付属し、フル充電状態で連続約19時間のMP3形式での録音が可能だという。

小型WAVE/MP3レコーダー「POCKETRAK 2G」

左側面には再生、早送り/巻き戻し、音量、インデックスなどのボタン

スライド式のUSB端子でPC/ Macに接続