その年の最低の映画を決める第28回ゴールデン・ラズベリー賞(以下ラジー賞)のノミネート作品が発表された。最悪作品賞を含む9部門にノミネートされたのはアルコール依存症、コカイン吸引写真流出、飲酒運転など何かと話題のつきないリンジー・ローハン。そして今月1日に挙式し、その後二週間で破局という記録を打ち立てたエディ・マーフィーが5部門にノミネートされ、最有力対抗馬の位置に付けている。

ラジー賞はアカデミー賞授賞式の前日にあたる2月23日に発表される。

最悪映画賞

リンジー・ローハンが一人二役を体当たり演技で挑んだホラー『I Know Who Killed Me』、エディ・マーフィーが一人三役をこなした『マッド・ファット・ワイフ』などがノミネート。『Bratz』は米国MGA社が製造・販売している同名の人形を題材に映画化した作品。人形の人気はスゴイらしいが、映画まで、となるとそうはいかないようだ。

最悪主演男優賞

最悪映画賞に続き、こちらにもノミネートされてしまったエディ・マーフィー。また、コメディキングのジム・キャリーが頑張ったサスペンスも散々な結果に。

最悪主演女優賞

リンジー・ローハン、不名誉のダブルノミネート! 『24』でジャック・バウアーの娘のキンバリー役で一躍名を馳せたエリシャ・カスバートの勝負作も。

最悪助演男優賞

最悪助演女優賞

最悪カップル賞

ジェシカ・アルバは怒涛の3作品でノミネート。一人二役も頑張ってしまったのが裏目に出たのか、リンジー・ローハンは自分の演じた役同士の組み合わせで選ばれてしまった。

最悪リメイク、パロディ賞

最悪序章or続編賞

最悪監督賞

最悪脚本賞

最悪ホラー映画賞