ジャパン・フード & リカー・アライアンスは9月10日、栃木の老舗醤油メーカーであり事業子会社でもある高橋弥次右衛門商店製造の鍋つゆ「日光将軍鍋 ちたけ風味」「日光将軍鍋 唐辛子風味」を発売する。2商品は、徳川将軍ゆかりの地・栃木のご当地鍋である将軍鍋を手軽につくることができる鍋つゆとなっている。

「日光将軍鍋 ちたけ風味」

「日光将軍鍋 唐辛子風味」

高橋弥次右衛門商店は1620年創業で、日光山系の良質な伏流水を用いて丁寧な醤油造りを行ってきたという。その醤油が今回発売の商品にも使われている。日光将軍鍋 ちたけ風味は、栃木名産の"乳茸(ちたけ)"の風味をプラスした鍋つゆ。乳茸とは栃木県を中心に、北関東から東北地方にかけて分布し、夏から秋に生育する茸。茸を傷つけると白い"乳液"を出すことからこの名前となった。「香りは松茸より強く、味はしめじよりも濃く深いと言われています。乳茸は普段、うどんやそばといった麺類のだし汁に入れて食しています。ですからこの鍋つゆは、麺類との相性も抜群です」(高橋弥次右衛門商店)。

日光将軍鍋 唐辛子風味は、醤油と白湯を合わせ、「栃木三鷹(とちぎさんたか)唐辛子」をアクセントとして加えた鍋つゆ。栃木三鷹唐辛子は、1950年代後半の栃木県大田原市で、品種改良によって誕生した唐辛子。辛みが強く、色艶がいいのが特徴とのことだ。同商品は、唐辛子の程よい辛味で食欲が進み、また体が温まる効果もあるという。

内容量350mlで価格は各360円(税抜)となっている。関東エリアの小売店及び量販店で販売される予定だ。