象印マホービンは、真空内釜圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」シリーズの新モデル「NP-LS10」(1L炊き)「NP-LS18」(1.8L炊き)「NP-LA10」(1.0L炊き)「NP-LA18」(1.8L炊き)を発表した。発売は9月21日を予定しており、価格はNP-LS10が9万7,650円、NP-LS18が10万800円、NP-LA10が8万7,150円、NP-LA18が9万300円。

加圧エンジンと、遠赤セラミックコーティング真空内釜で、米を美味しく炊き上げる「NP-LS」

NPLSシリーズに付属する「健康調理なべ」。炊飯器での炊飯以外の調理が、より手軽に

新モデルでは、沸騰時の圧力だけでなく、新開発の加圧エンジンによって内釜内に圧力をかけることを最大の特徴とする。これにより、米のα化が始まる70°Cでも1.15気圧の圧力をかけることが可能になり、米の美味しさの目安の一つとされる還元糖の量が約20%アップ。米のうまみを従来以上に引き出すことが可能になった。また、蒸らし段階でも、2回に分けて圧力をかけている。これには、余分な水分を飛ばし、米に粘りと弾力を与える効果があるという。

炊飯時の圧力は最大1.3気圧。カレー用、弁当用など用途によって、0.05気圧単位/7段階でコントロールされる。

内釜は、魔法瓶と同じ構造の「真空内釜」を採用。さらに、遠赤外線の放射率が炭と同じ92%というセラミックがコーティングされている。また、NP-LSシリーズでは、内釜だけでなく内蓋にも遠赤セラミックをコーティング。内釜内に徹底的に熱を閉じ込める。

NP-LSシリーズには、「健康調理なべ」も付属。炊飯器を使って、炊飯以外の調理を行うというのが、最近では一般化してきているが、この健康調理なべは、そういった炊飯以外の調理を効率よく行うための付属品。内なべに水を張り、そこにセットすることで、煮物や蒸し料理、パン作りなど、さまざまな調理が可能だ。これらはメニューに登録されており、自動で温度管理が行われる。健康調理なべには、そのまま冷蔵庫などで保存する際に便利な蓋も付属する。