米IDCは、フラッシュメモリを用いたストレージ製品SSD(Solid State Drive)市場の今後を展望する調査レポート「Worldwide Solid State Drive 2007-2011 Forecast and Analysis: Finding Space in the Expanding Digital Universe」を発表した。

同レポートによれば、昨年の世界のSSD販売総額は約US3億7,300万ドル。しかしながら、NANDフラッシュメモリの低価格化およびSSDの大容量化に伴って、今後は年平均成長率(CAGR)71%の急速な市場拡大が続き、2011年のSSD年間販売総額は約US54億ドルにまで達するとの予測が出されている。

特にSSDの堅牢仕様や低消費電力などの特徴が、拡大するノートPC市場にマッチしているため、エンタープライズ向けを中心に順調な普及が見込まれるという。