象印マホービンは、オーブントースター「こんがり倶楽部」シリーズの新モデル「ET-SY85」を発表した。発売は8月21日を予定しており、価格は1万1,550円。

調理の仕上げに使える「上火グリル過熱」機能を搭載したオーブントースター「ET-SY85」

ET-SY85は、同社の販売するオーブントースターとしては、最も上のグレードとなるモデル。最大の特徴となっているのが、上火グリル機能の搭載だ。ET-SY85では、最大1000Wの火力を使用することが可能だが、その火力を5段階に切り替えて使用することができる。これは、調理の内容によって火力をセレクトするというもので、例えば、グラタンなどを焼く際に、初めは両面の750W~1000Wで焼いていき、最後に500Wの上火グリルによって焦げ目を付けるといったことが可能となっている。また、最上位モデルということもあり、本体にはステンレスが採用されている。

同社によると、ET-SY85は単にトースターとして使用したいという人向けのモデルではなく、オーブントースターならではの汎用性を活かしてさまざまなメニューに使う、オーブンとの中間的なモデルとして開発されたとのことだ。庫内のサイズも幅26cm×高さ9cm×奥行き22cmと、一般的なオーブントースターと比べて大きい。庫内の幅だけを見ると、17Lクラスのオーブンレンジにほぼ匹敵するサイズだ。8インチのピザを切らずにそのまま焼くことも可能で、グラタン皿の場合、横に並べて2つまで同時に焼くことが可能だ。とはいえ、扉や焼き網が外せて丸洗いできる構造や、餅を焼く際に餅が垂れたり絡んだりしにくい専用のもち焼きネットの付属、トレーの収納のための棚が底面に装備されているなど、オーブンレンジにはない手軽さは備えている。

主な仕様
消費電力 1000W
タイマー 15分
トレー内寸法 22(W)20(D)cm
サイズ 37.5(W)24.5(H)27.5(D)cm
質量 3.5kg