マットレスで腰痛が悪化する原因は?腰をしっかり支えるおすすめ商品も紹介

腰痛が悪化してしまう原因が、実は今、使っているマットレスにあるかもしれません。

腰が痛くて、ぐっすり眠れない

質の良い睡眠のためには、どんなマットレスがいいの?

朝起きたときに腰痛がなく、スッキリとした気分で1日をスタートしたい方も多いでしょう。

本記事では、マットレスで腰痛が悪化する原因を詳しく解説し、腰をしっかり支えるおすすめマットレス一覧もご紹介。

自分に合ったマットレスを探している方は必見の内容です。

目次

マットレス選びを間違えると、腰痛が悪化する可能性があります。

今、使っているマットレスは自分の体に合っているのかな?

このように気になっている方もいるでしょう。

ここでは、マットレスで腰痛が悪化する主な原因について解説します。

あてはまるかどうかチェックしてみてください。

硬すぎるマットレスを使っている

硬すぎるマットレスを使用していると腰痛の原因になる可能性があります。

引用元:寝床屋siawasemakura

硬すぎるマットレスは体の曲線に沿わないため、腰と床の間に隙間ができ、腰に負担がかかりやすくなります。

筆者も腰痛持ちですが、腰と床の間に隙間ができると、腰が痛くなり、足を伸ばして寝ることができなくなってしまいます。

柔らかすぎるマットレスを使っている

反対に、柔らかすぎるマットレスを使用するのも腰痛の原因になる可能性が高くなります。

引用元:腰痛マットレス119

体重がかかる腰部分が沈み込み、不自然な寝姿勢になります。

また、体が沈み込むことで寝返りがしづらくなり、同じ寝姿勢が長時間続くことで腰への負担が大きくなってしまいます。

毎日、このような状態だと体に歪みが生じそうですよね。

劣化しているマットレスを使っている

長期間使用していると、マットレスは劣化していきます。

マットレスの素材が劣化するとサポート力が低下し、体を適切に支えられなくなるため、腰部が過度に沈み込み不自然な寝姿勢に。

この結果、腰部の筋肉が緊張状態になり、痛みや腰痛が引き起こされることがあります。

さらに、反発力の低下で寝返りがしづらくなり、同じ姿勢が続くことも腰痛の原因となります。

劣化したマットレスの見分け方についてまとめました。

視覚的なサイン

  • 2.5cm以上の明確なへこみ
  • 側面の不自然な膨らみ
  • マットレスカバーの破れや摩耗

使用感の変化

  • 寝心地の悪化
  • 起床時の体調不良(特に腰痛)
  • 寝返りのしづらさ

その他のサイン

  • 異音(きしみ音や金属音)
  • カビの発生
  • 10年以上の使用

劣化したマットレスを使い続けると、腰痛だけでなく睡眠の質低下にもつながります。

適切な時期でのマットレス交換おすすめです。

腰痛向けマットレスの選び方のコツ

腰痛に悩む方にとって、マットレス選びは良質な睡眠を得るための重要なポイント。

本記事では、腰痛を軽減するために適切なマットレスを選ぶコツを具体的に解説します。

スッキリと目覚める毎日を手に入れるために、自分に合ったマットレスを見つけましょう!

腰痛対策に向いているマットレスを選ぶ

腰痛を軽減するためには、体圧を分散しながら正しい寝姿勢をサポートするマットレスを選ぶことが重要です。

本記事では、腰痛に最適なマットレスの選び方を具体的に解説。

特に腰痛対策に向いている高反発のウレタンマットレスやポケットコイルマットレスについて、詳しく紹介します。

高反発のウレタンマットレス

高反発のウレタンマットレスは、強い反発力で体を支え、沈み込みが少なく寝返りが打ちやすいのが特徴です。

引用元:VENUSBED

耐久性や体圧分散性に優れ、特に腰痛持ちの人や体重50kg以上の人におすすめ

ただし、体重が軽い人には硬く感じる場合があります。

価格も比較的手頃ですが、通気性が劣る場合があるため、環境や好みに応じて選ぶことが重要です。

ポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスは、各コイルが独立して動く構造により、体の形に合わせて「点」で支え、体圧を効果的に分散します。

引用元:椚大輔のベッド選び

腰や肩への負担を軽減し、自然な寝姿勢を保つため、腰痛に悩む方に最適

さらに、寝返りの振動が伝わりにくく、複数人で使用しても快適な睡眠を得られます。

柔らかな寝心地と適度な反発力を兼ね備えたマットレスです。

自分の体に合った硬さのマットレスを選ぶ

腰痛対策に向いているマットレスの選び方には、以下のポイントがあります。

一般的には中程度の硬さがおすすめ。

体重に応じて選択するのであれば、次の表の通りです。

体重硬さ
40~50kg100N前後(標準的な硬さ)
50~80kg140~170N(少し硬め)
80kg以上 170N以上(かなり高い反発力)

マットレスの硬さを表す単位は「N(ニュートン)」です。

腰痛対策のマットレス選びの際は、自分の体型、体重に合わせて選ぶのがポイント。

S字カーブの寝姿勢で違和感がないか試す

S字カーブは人間の脊椎の自然な形状です。

引用元:IWONU

正しいS字カーブを保てると、体重を均等に分散させ、特定の部位に過度な圧力がかかるのを防ぎます。

この形状を維持できるマットレスは、体への負担を最小限に抑えます。

通気性の良さもチェック

マットレス選びの際には、硬さや寝姿勢だけでなく、通気性の良さも要チェックです。

湿気がこもりにくく、カビや雑菌の繁殖を防ぐものを選ぶといいでしょう。

通気性の良さが重要な理由

  • 湿気を逃がしてカビやダニの発生を防ぎ、清潔で健康的な睡眠環境を維持。
  • 適切な体温調節をサポートするため、蒸れや暑さを感じにくく、質の高い睡眠に。
  • 内部の湿気がこもらないことでマットレスの耐久性が向上し、長期間、快適に使用することが可能。

快適さと機能性を兼ね備えた通気性の高いマットレスは、質の高い睡眠を求める方にとって不可欠な要素です!

次に、メーカー別で高反発マットレスを比較していきましょう。

ここでは、人気の高いマットレスを比較し、以下の表にまとめましたので参考にしてください。

メーカー価格硬さ・厚さ返品保証
コアラマットレス
オリジナルコアラマットレス
価格:¥55,920~
サイズ:シングル~キング
公式サイト
硬さ:表70N/裏120N/中層200N
厚さ:21cm
120日以内
モットンマットレス
モットン
価格:¥39,800~
サイズ:シングル~ダブル
公式サイト
硬さ:140N/170N/280N
厚さ:10cm
90日以内
エマ・マットレス
エマ・スリープ
価格:¥49,500~
サイズ:シングル~クイーン
公式サイト
硬さ:第1層70N/第2層150N/第3層120N
厚さ:25cm/27cm
100日以内
雲のやすらぎマットレス
雲のやすらぎ
価格:¥49,790~
サイズ:シングル~ダブル
公式サイト
硬さ:記載なし
厚さ:17cm
100日以内
ファイテンマットレス
ファイテン
価格:¥49,500~
サイズ:シングル~ダブル
公式サイト
硬さ:記載なし
厚さ:3cm
なし

各メーカーによって、マットレスが3層構造になっているものがあったり、厚みに違いがあることがわかりました。

また、各メーカー内でもサイズ展開がされているので、購入前には要チェックです!

当サイトには「コアラマットレスプラス PLUS」「雲のやすらぎプレミア」の体験レビュー記事がありますので、寝心地が気になる方はぜひご覧ください!

現在使用中のマットレスに!腰痛の対処法・応急処置

現在使用中のマットレスが原因で腰痛を感じている場合でも、適切な対処法を実践することで痛みを軽減できます。

毎朝、腰が痛い…

このように腰痛に悩まれている方のために、腰痛を和らげるための効果的な方法と、マットレスを調整するためのポイントを紹介します。

すぐに試せる応急処置を紹介していきますので、参考にしてください。

部分的にバスタオルを敷く

腰痛対策として、現在使用中のマットレスに部分的にバスタオルを敷くことで、一時的な改善が期待できます。

引用元:同友会グループ

上の図の様に、腰の下にバスタオルを2~3つ折りにして敷き、腰部分をわずかに持ち上げることで、腰への負担を軽減します。

この方法は、マットレスが柔らかすぎる場合やへたりが生じている場合に特に効果的

ただし、これは一時的な対処法であり、長期的に見ると適切な硬さとサポート力を持つマットレスに交換することをおすすめします。

ベッドパッドを使用する

腰痛対策として、現在のマットレスにベッドパッドを追加することで腰への負担を軽減させる方法もあります。

引用元:西川

高反発や低反発ウレタン、羊毛などの素材を選ぶと体圧分散効果が向上し、腰への負担が軽減されます。

ただし、この方法も一時的な対処法であり、根本的な解決にはマットレスの交換を検討することが重要!

マットレストッパーを使うのもあり

マットレスの上にマットレストッパーを敷くことで、腰痛対策になることもあります。

引用元:RASIK

現在使用しているマットレスが硬すぎる場合に効果的で、適切な柔らかさのトッパーを使用することで、腰の自然なカーブを維持しやすくなります。

また、古くなったマットレスの寝心地を改善したい場合にも有効。

マットレスを買い替えるよりも手軽で経済的な選択肢としてはありですよね。

マットレス腰痛によくある質問・Q&A

腰痛のダメな寝方はどんな姿勢ですか?

腰痛の方にとって、ダメな寝方は次の通りです。

  • うつ伏せで寝る
  • 仰向けで腰を反らせて寝る
  • 横向きで脚を重ねて寝る
  • 痛い方を下にして横向きに寝る

これらのように、腰に負担をかける寝方は腰痛を悪化させてしまいます。

朝起きた時だけ腰が痛い原因は何ですか?

朝、起きた時だけの腰痛は、主に腰に負担のかかる睡眠の体勢やマットレスが原因です。

また夜間、長時間の同じ体勢なので、より筋肉が固まってしまうことも影響しています。

対策としては、自分の体に合った適度な硬さのマットレスの使用や、朝のストレッチが効果的。

痛みが続くようであれば、専門医の受診をおすすめします。

腰痛持ちの人は布団とマットレスどっちがおすすめですか?

腰痛持ちの人にとって、布団とマットレスのどちらがおすすめかは一概に言えませんが、以下の点を考慮すると、適切に選んだマットレスの方が有利な場合が多いです。

  1. 硬さの調整: マットレスは硬さを自由に選べるため、自分に合った硬さを見つけやすいです。
  2. 体圧分散: 高品質のマットレスは体圧を均等に分散し、腰への負担を軽減します。
  3. 通気性: ベッドは床から離れているため、通気性が良く、湿気やカビの心配が少ないです。
  4. 適度なサポート力: 腰痛対策には、柔らかすぎず硬すぎないマットレスが適しています。
  5. 高反発素材: 腰痛持ちの人には高反発マットレスがおすすめ。寝返りがスムーズで、正しい寝姿勢をサポートします。

ただし、個人の体型や好みによって最適かどうかは異なります。

実際に試してみることが重要です。

また、布団でも適切な硬さ(160~200ニュートン以上)を選べば、腰痛対策になるでしょう。

まとめ

本記事ではマットレスで腰痛が悪化する原因を解説しました。

腰痛が悪化する主な原因には、マットレスが体を正しく支えられていないことや、劣化による性能低下が挙げられます。

しかし、体型や睡眠姿勢に合った硬さや素材のマットレスを選ぶことで、体圧を均等に分散させ、腰への負担を大幅に軽減することができます

また、買い替えのタイミングを見直すことで、快適で質の良い睡眠へつながります。

この記事を参考に、あなたに合った理想的なマットレスを選び、腰痛から解放されて、心地よい毎日を手に入れましょう。

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この記事を書いた人

株式会社マイナビが運営するマイナビニュース マットレス比較サイト。

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