腰痛が悪化してしまう原因が、実は今、使っているマットレスにあるかもしれません。
腰が痛くて、ぐっすり眠れない
質の良い睡眠のためには、どんなマットレスがいいの?
朝起きたときに腰痛がなく、スッキリとした気分で1日をスタートしたい方も多いでしょう。
本記事では、マットレスで腰痛が悪化する原因を詳しく解説し、腰をしっかり支えるおすすめマットレス一覧もご紹介。
自分に合ったマットレスを探している方は必見の内容です。
マットレスで腰痛が悪化する主な原因

マットレス選びを間違えると、腰痛が悪化する可能性があります。
今、使っているマットレスは自分の体に合っているのかな?
このように気になっている方もいるでしょう。
ここでは、マットレスで腰痛が悪化する主な原因について解説します。
あてはまるかどうかチェックしてみてください。
硬すぎるマットレスを使っている
硬すぎるマットレスを使用していると腰痛の原因になる可能性があります。

硬すぎるマットレスは体の曲線に沿わないため、腰と床の間に隙間ができ、腰に負担がかかりやすくなります。
筆者も腰痛持ちですが、腰と床の間に隙間ができると、腰が痛くなり、足を伸ばして寝ることができなくなってしまいます。
柔らかすぎるマットレスを使っている
反対に、柔らかすぎるマットレスを使用するのも腰痛の原因になる可能性が高くなります。

体重がかかる腰部分が沈み込み、不自然な寝姿勢になります。
また、体が沈み込むことで寝返りがしづらくなり、同じ寝姿勢が長時間続くことで腰への負担が大きくなってしまいます。
毎日、このような状態だと体に歪みが生じそうですよね。
劣化しているマットレスを使っている
長期間使用していると、マットレスは劣化していきます。
マットレスの素材が劣化するとサポート力が低下し、体を適切に支えられなくなるため、腰部が過度に沈み込み不自然な寝姿勢に。
さらに、反発力の低下で寝返りがしづらくなり、同じ姿勢が続くことも腰痛の原因となります。
劣化したマットレスの見分け方についてまとめました。
視覚的なサイン
- 2.5cm以上の明確なへこみ
- 側面の不自然な膨らみ
- マットレスカバーの破れや摩耗
使用感の変化
- 寝心地の悪化
- 起床時の体調不良(特に腰痛)
- 寝返りのしづらさ
その他のサイン
- 異音(きしみ音や金属音)
- カビの発生
- 10年以上の使用
劣化したマットレスを使い続けると、腰痛だけでなく睡眠の質低下にもつながります。
適切な時期でのマットレス交換おすすめです。
腰痛向けマットレスの選び方のコツ

腰痛に悩む方にとって、マットレス選びは良質な睡眠を得るための重要なポイント。
本記事では、腰痛を軽減するために適切なマットレスを選ぶコツを具体的に解説します。
スッキリと目覚める毎日を手に入れるために、自分に合ったマットレスを見つけましょう!
腰痛対策に向いているマットレスを選ぶ
腰痛を軽減するためには、体圧を分散しながら正しい寝姿勢をサポートするマットレスを選ぶことが重要です。
本記事では、腰痛に最適なマットレスの選び方を具体的に解説。
特に腰痛対策に向いている高反発のウレタンマットレスやポケットコイルマットレスについて、詳しく紹介します。
高反発のウレタンマットレス
高反発のウレタンマットレスは、強い反発力で体を支え、沈み込みが少なく寝返りが打ちやすいのが特徴です。

耐久性や体圧分散性に優れ、特に腰痛持ちの人や体重50kg以上の人におすすめ。
ただし、体重が軽い人には硬く感じる場合があります。
価格も比較的手頃ですが、通気性が劣る場合があるため、環境や好みに応じて選ぶことが重要です。
ポケットコイルマットレス
ポケットコイルマットレスは、各コイルが独立して動く構造により、体の形に合わせて「点」で支え、体圧を効果的に分散します。

腰や肩への負担を軽減し、自然な寝姿勢を保つため、腰痛に悩む方に最適。
さらに、寝返りの振動が伝わりにくく、複数人で使用しても快適な睡眠を得られます。
柔らかな寝心地と適度な反発力を兼ね備えたマットレスです。
自分の体に合った硬さのマットレスを選ぶ
腰痛対策に向いているマットレスの選び方には、以下のポイントがあります。
一般的には中程度の硬さがおすすめ。
体重に応じて選択するのであれば、次の表の通りです。
体重 | 硬さ |
---|---|
40~50kg | 100N前後(標準的な硬さ) |
50~80kg | 140~170N(少し硬め) |
80kg以上 | 170N以上(かなり高い反発力) |
マットレスの硬さを表す単位は「N(ニュートン)」です。
S字カーブの寝姿勢で違和感がないか試す
S字カーブは人間の脊椎の自然な形状です。

正しいS字カーブを保てると、体重を均等に分散させ、特定の部位に過度な圧力がかかるのを防ぎます。
この形状を維持できるマットレスは、体への負担を最小限に抑えます。
通気性の良さもチェック
マットレス選びの際には、硬さや寝姿勢だけでなく、通気性の良さも要チェックです。
湿気がこもりにくく、カビや雑菌の繁殖を防ぐものを選ぶといいでしょう。
通気性の良さが重要な理由
- 湿気を逃がしてカビやダニの発生を防ぎ、清潔で健康的な睡眠環境を維持。
- 適切な体温調節をサポートするため、蒸れや暑さを感じにくく、質の高い睡眠に。
- 内部の湿気がこもらないことでマットレスの耐久性が向上し、長期間、快適に使用することが可能。
快適さと機能性を兼ね備えた通気性の高いマットレスは、質の高い睡眠を求める方にとって不可欠な要素です!
腰をしっかり支える!おすすめの高反発マットレス一覧

次に、メーカー別で高反発マットレスを比較していきましょう。
ここでは、人気の高いマットレスを比較し、以下の表にまとめましたので参考にしてください。
メーカー | 価格 | 硬さ・厚さ | 返品保証 |
---|---|---|---|
![]() オリジナルコアラマットレス | 価格:¥55,920~ サイズ:シングル~キング 公式サイト | 硬さ:表70N/裏120N/中層200N 厚さ:21cm | 120日以内 |
![]() モットン | 価格:¥39,800~ サイズ:シングル~ダブル 公式サイト | 硬さ:140N/170N/280N 厚さ:10cm | 90日以内 |
![]() エマ・スリープ | 価格:¥49,500~ サイズ:シングル~クイーン 公式サイト | 硬さ:第1層70N/第2層150N/第3層120N 厚さ:25cm/27cm | 100日以内 |
![]() 雲のやすらぎ | 価格:¥49,790~ サイズ:シングル~ダブル 公式サイト | 硬さ:記載なし 厚さ:17cm | 100日以内 |
![]() ファイテン | 価格:¥49,500~ サイズ:シングル~ダブル 公式サイト | 硬さ:記載なし 厚さ:3cm | なし |
各メーカーによって、マットレスが3層構造になっているものがあったり、厚みに違いがあることがわかりました。
また、各メーカー内でもサイズ展開がされているので、購入前には要チェックです!
当サイトには「コアラマットレスプラス PLUS」「雲のやすらぎプレミアム」の体験レビュー記事がありますので、寝心地が気になる方はぜひご覧ください!
現在使用中のマットレスに!腰痛の対処法・応急処置

現在使用中のマットレスが原因で腰痛を感じている場合でも、適切な対処法を実践することで痛みを軽減できます。
毎朝、腰が痛い…
このように腰痛に悩まれている方のために、腰痛を和らげるための効果的な方法と、マットレスを調整するためのポイントを紹介します。
すぐに試せる応急処置を紹介していきますので、参考にしてください。
部分的にバスタオルを敷く
腰痛対策として、現在使用中のマットレスに部分的にバスタオルを敷くことで、一時的な改善が期待できます。

上の図の様に、腰の下にバスタオルを2~3つ折りにして敷き、腰部分をわずかに持ち上げることで、腰への負担を軽減します。
この方法は、マットレスが柔らかすぎる場合やへたりが生じている場合に特に効果的。
ただし、これは一時的な対処法であり、長期的に見ると適切な硬さとサポート力を持つマットレスに交換することをおすすめします。
ベッドパッドを使用する
腰痛対策として、現在のマットレスにベッドパッドを追加することで腰への負担を軽減させる方法もあります。

高反発や低反発ウレタン、羊毛などの素材を選ぶと体圧分散効果が向上し、腰への負担が軽減されます。
ただし、この方法も一時的な対処法であり、根本的な解決にはマットレスの交換を検討することが重要!
マットレストッパーを使うのもあり
マットレスの上にマットレストッパーを敷くことで、腰痛対策になることもあります。

現在使用しているマットレスが硬すぎる場合に効果的で、適切な柔らかさのトッパーを使用することで、腰の自然なカーブを維持しやすくなります。
また、古くなったマットレスの寝心地を改善したい場合にも有効。
マットレス腰痛によくある質問・Q&A

まとめ
本記事ではマットレスで腰痛が悪化する原因を解説しました。
腰痛が悪化する主な原因には、マットレスが体を正しく支えられていないことや、劣化による性能低下が挙げられます。
しかし、体型や睡眠姿勢に合った硬さや素材のマットレスを選ぶことで、体圧を均等に分散させ、腰への負担を大幅に軽減することができます。
この記事を参考に、あなたに合った理想的なマットレスを選び、腰痛から解放されて、心地よい毎日を手に入れましょう。