iPhoneだけでタッチ決済ができる「Airペイタッチ」。興味はあるけど、実際にどんな仕組みなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
Airペイタッチは、iPhone1台でクレジットカードやApple Payに対応したタッチ決済ができるサービス。専用のカードリーダーは不要で、初期費用や月額料金もかかりません。さらに、条件を満たせば決済手数料が2.48%まで下がるディスカウントプログラムも用意されています。
導入のハードルが低く、個人事業主や小規模店舗、イベント出店などにもおすすめのサービスです。
この記事では、Airペイタッチの基本的な仕組みから料金体系、導入の流れや注意点まで解説します。

専用端末を使わずにキャッシュレス決済を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Airペイ(エアペイ)のタッチ決済とは?
Airペイ(エアペイ)タッチは、iPhoneだけでクレジットカードのタッチ決済ができるサービスです。専用のカードリーダーは必要なく、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスといった主要なブランドに対応。お客様のカードやスマホをiPhoneにかざすだけで、支払いが完了します。
出典元:Airペイ公式HP
Airペイタッチは、初期費用・月額料金・振込手数料が無料。発生するのは決済手数料のみで、条件を満たせば手数料を2.48%まで抑えることも可能です。























コストを最小限に抑えて導入できる点が、多くの個人事業主や小規模な店舗に選ばれている理由と言えるでしょう。
\最短15分で導入が可能/
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従来のAirペイ(エアペイ)との違い
従来のAirペイは、カードリーダーとiPadやiPhoneをBluetoothで接続する必要がありました。しかし、AirペイタッチならiPhoneに内蔵されたNFC機能を使うことで、カードリーダーなしでタッチ決済が可能です。























端末の配送を待つ必要もなく、初期設定の手間もほとんどかからないので、イベント出店など「今すぐ使いたい」場面でもすぐにキャッシュレス決済を導入できます。
Airペイタッチ決済の基本情報
Airペイタッチの基本情報は、以下の通りです。
名称 | Airペイタッチ |
---|---|
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | 無料 |
決済手数料 | 2.48%~3.24% (中小事業者向けディスカウントプログラムあり) |
審査スピード | 最短15分 |
入金サイクル | 三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行の場合 ・月6回入金(その他の銀行は月3回) |
売上の振込手数料 | 無料(ゆうちょ銀行を除く) |
対応する決済方法 | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Apple Pay その他デジタルウォレット (交通系電子マネーやiD、QUICPayは非対応) |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式HP | https://airregi.jp/ |
Airペイタッチは、クレジットカードやデビットカードはもちろん、Apple Payなどのデジタルウォレットにも対応しています。
iPhoneだけで決済が完了し、Airペイのアカウントがあれば追加契約は必要ありません。























Airペイを使っていない方でも、申し込みと審査を済ませればすぐに導入が可能です。
対応する決済手段とブランド
Airペイタッチは、Visa、Mastercard、JCB、American Expressといった主要4ブランドのタッチ決済に対応しています。
出典元:Airペイ公式HP
これらのクレジットカードやデビットカードには、非接触対応を示す専用マークが付いており、iPhoneにかざすだけで決済が完了します。























Apple Payなどのデジタルウォレットにも対応しているため、今後さらに広がっていくと考えられるタッチ決済のニーズにも、対応できるサービスです。
Airペイタッチのメリット5つ
Airペイタッチは、小規模事業者や移動販売などに嬉しいメリットがいくつもあります。ここでは、特に注目したい5つのメリットを解説します。
- iPhoneがあれば専用カードリーダー不要
- 専用機器が不要なため導入までがスピーディー
- 初期費用・月額費用・振込手数料が無料
- Airレジとの連携でPOS機能が使える
- 持ち運びが簡単で移動販売に最適
iPhoneがあれば専用カードリーダー不要
Airペイタッチは、iPhoneだけでクレジットカードのタッチ決済ができるサービスです。従来のAirペイではカードリーダーが必要でしたが、AirペイタッチならiPhoneにアプリを入れるだけで利用を始められます。
出典元:Airペイ公式HP
端末1つで完結するので、持ち運びやすくスペースもとりません。必要な機材が最小限で済むため、イベント出店や移動販売といった場面でも使いやすいのが魅力です。























シンプルにキャッシュレスを導入したい方にとって、使い勝手のよい選択肢と言えるでしょう。
専用機器が不要なため導入までがスピーディー
Airペイタッチは、専用端末の配送を待つ必要がないため、審査に通れば最短当日から利用を始められます。
具体的には、申し込みから15分〜3営業日ほどで導入が可能です。従来のAirペイでは、カードリーダーの配送や受け取りが必要だったため、申し込みから利用開始までに10日ほどかかるケースもありました。
その点、Airペイタッチはアプリをインストールして初期設定をするだけなので、店舗のオープン直前でもすぐに使い始められます。導入を急ぎたい場合でも安心です。
初期費用・月額費用・振込手数料が無料
Airペイタッチは、導入や運用にかかるコストを最小限におさえられるのが魅力です。初期費用や月額料金に加えて、振込手数料も無料。必要なのは、実際にカード決済があったときの手数料(2.48〜3.24%)のみです。
出典元:Airペイ公式HP























使っていない期間は一切費用が発生しないため、コストを抑えたい個人事業主や小規模な店舗でも導入しやすくなっています。
決済手数料が割引に
出典元:Airペイ公式HP
Airペイタッチでは、一定の条件を満たす事業者向けに「決済手数料ディスカウントプログラム」が用意されています。このプログラムを活用すると、通常よりも低い手数料でAirペイタッチの導入が可能です。
適用を受けるには以下の条件を満たす必要があります。
- 年間決済金額が一定額以下(Visaは2,000万円以下、その他のカードは1,000万円以下)
- Airペイ以外の決済端末を使用していない
- 非上場の中小企業である(小売業は従業員50人以下、製造業は300人以下など)























「決済手数料ディスカウントプログラム」を活用すれば、長期的なコストを削減できます。キャッシュレス決済を導入するなら、この機会にぜひ活用を検討してみてください。
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Airレジとの連携でPOS機能が使える
Airペイタッチは、POSレジアプリ「Airレジ」と連携できるのも魅力の1つです。姉妹サービスであるAirレジと連携すれば、iPhoneをカード決済対応のPOSレジとして活用できます。
例えば、商品情報をあらかじめAirレジに登録しておけば、会計時にそのまま決済画面へ反映されるため、レジ業務の手間を軽減できるでしょう。
AirレジもAirペイタッチと同様、初期費用や月額利用料はかかりません。利用には申し込みが必要ですが、すでにAirペイのアカウント(AirID)を持っていればスムーズに導入できます。























Airレジの詳細については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。



Airレジとの連携方法
Airレジとの連携はとても簡単です。Airレジの設定画面から「支払い方法」を選び、「Airペイタッチ」を有効にするだけで準備は完了します。
会計時には、Airレジが自動的にAirペイタッチを起動し、決済画面へスムーズに切り替わります。
連携手順については、Airペイ公式HPの「Airレジとの連携方法」にも詳しく紹介されています。
持ち運びが簡単で移動販売に最適
Airペイタッチは、カードリーダーやレシートプリンターを持ち歩く必要がないため、イベント出店やキッチンカーなど移動を伴う営業に便利です。
荷物をできるだけ減らしたい場面や設置スペースが限られている場所でもスムーズに使えます。























持ち運びやすさと実用性を両立している点が、多くのユーザーに支持される理由の1つです。
Airペイタッチ導入までの流れ
Airペイタッチは、iPhoneさえあればすぐに導入が可能な決済サービスです。ここでは実際の申し込みから利用開始までの流れをご紹介します。
- Airペイを申し込む
- 審査完了後、アプリをダウンロード
1. Airペイを申し込む
Airペイタッチは、Airペイに申し込むことで利用できるサービスです。
Airペイの申し込みには、店舗情報、事業形態、銀行口座情報、必要書類のアップロードが必要です。書類提出が済むと審査が始まります。
申し込み後には、Airペイや関連サービスで使える共通アカウント「AirID」が発行されます。このIDを使うことで、Airペイタッチも利用できるようになります。
Aiペイ公式HPの「決済サービス」メニューから「iPhoneのタッチ決済」を選択しましょう。
出典元:Airペイ公式HP
すでにAirペイを導入している場合は、追加の申請なしでそのままAirペイタッチを使うことが可能です。























Airペイの申し込み方法の詳細については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。



2. 審査完了後、アプリをダウンロード
審査が完了すると、登録したメールアドレスに通知が届きます。承認されたら、iPhoneに「Airペイタッチ」アプリをダウンロードし、画面の案内に沿って初期設定を行いましょう。
設定が終われば、その日からすぐにタッチ決済を利用できます。























カードリーダーなどの専用端末を待つ必要がないため、スピーディーに導入できるのが魅力です。
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Airペイタッチでの決済のやり方
Airペイタッチは、シンプルな操作で直感的に使えるのが魅力です。ここでは、実際の決済の流れをご紹介します。
- 金額を入力する
- お客様にiPhoneを提示する
- タッチで決済完了
1.金額を入力
まず、アプリを起動するとキーパッド画面が表示されます。ここで支払い金額を入力しましょう。入力は数字を打つだけなので、レジに不慣れな方でも問題なく操作できます。
出典元:Airペイタッチ公式HP























金額を確認したら、画面下の「iPhoneのタッチ決済」ボタンをタップします。これで画面が切り替わります。
2.お客様にiPhoneを提示
次に、画面が切り替わったら、お客様にiPhoneの上部を見せながら「こちらにカードやスマホをかざしてください」と案内します。クレジットカードやApple Payなど、タッチ決済に対応した端末であれば問題ありません。
出典元:Airペイタッチ公式HP























スムーズな声がけと動作で案内できるようになると理想的です。
3.タッチで決済完了
お客様がカードやスマホをかざすと、読み取りが行われ「完了」と表示されます。
出典元:Airペイタッチ公式HP























必要に応じて、メールアドレスを入力してレシートを送信することも可能です。
Airペイタッチの料金体系
ここでは、決済手数料の仕組みや入金サイクルなど、Airペイタッチの料金に関するポイントを解説していきます。
Airペイタッチは、初期費用・月額料金・振込手数料が無料で、かかるのは決済手数料だけのシンプルな料金体系です。キャッシュレス決済を初めて導入する方でも安心して利用できます。
決済手数料の詳細
Airペイタッチの決済手数料は、2.48%〜3.24%(税別)の範囲で設定されています。
出典元:Airペイ公式HP
中小規模の事業者が条件を満たすと、「ディスカウントプログラム」により手数料が2.48%に引き下げられることも。一方で、対象外の場合は3.24%が適用されます。























ブランドごとに上限が決まっており、どの料率になるかは審査によって判断されます。
入金サイクルと振込手数料
売上金の入金スピードとコスト面も、Airペイタッチの魅力の1つです。以下の3つの金融機関のいずれかを振込先に指定すれば、月6回の入金があり、最短で5営業日ごとに売上金を受け取れます。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
その他の金融機関を利用している場合でも、月3回の振込に対応しており、どの銀行を選んでも、振込手数料はかかりません。























売上金を早く、かつ無料で受け取れる仕組みは、資金繰りを意識する小規模事業者にとって心強いポイントといえるでしょう。
解約手数料はかかる?
Airペイタッチには契約期間の縛りがなく、いつでも無料で解約できます。途中で利用をやめたくなった場合や事業内容が変わった時でも柔軟に対応可能です。
解約時にコストがかからない点は、キャッシュレス決済の導入が初めての方にとっても安心材料といえるでしょう。
Airペイタッチの利用がおすすめの業種
Airペイタッチは導入の手軽さと運用のしやすさから、特に小規模な事業者や現場型のサービスに適しています。ここでは、具体的にどのような業種で活用しやすいかをご紹介します。
- 移動販売やイベント出店
- スモールビジネスや副業
- フリーランスや個人事業主でも導入可能
移動販売やイベント出店に
Airペイタッチは、屋外のイベント出店やキッチンカーなど、移動をともなう販売スタイルに適したサービスです。
iPhone1台あれば決済が完了するため、レジ機器や配線の準備は必要ありません。荷物を最小限に抑えられることで準備の負担が減り、移動販売のような環境でも無理なく導入できます。
スモールビジネスや副業
小さな店舗や個人で行う副業など、できるだけコストを抑えて始めたい方にもAirペイタッチはおすすめです。初期費用や月額料金がかからないため、売上がまだ安定しない時期でも無理なく使い続けられます。
例えば、個人で商品を販売している方や出張で家電の修理を行う個人事業主、小規模な飲食店や雑貨店などにも最適。お客様の前でそのままキャッシュレス決済ができるので、現場での支払いもスムーズです。
なお、物理カードでのタッチ決済には1回15,000円までという上限がありますが、Apple Payなどを通じた決済であれば高額取引にも対応できます。























こうした制限をふまえても、必要な機能が無理なく揃っており、扱いやすいサービスといえるでしょう。
フリーランスや個人事業主でも導入可能
Airペイタッチは法人だけでなく、フリーランスや個人事業主でも問題なく利用できます。導入のハードルが低く、iPhone1台あれば決済が完結するため、個人でビジネスをしている方にも扱いやすいのが特長です。
ただし、友人同士の割り勘や個人的な送金など、事業とは関係のない取引には利用できません。この点だけ注意が必要です。























キャッシュレス決済を取り入れることで、お客様の利便性が向上し、リピーター獲得につながるケースも期待できます。
Airペイタッチの注意点
便利で使いやすいAirペイタッチですが、事前に知っておきたい注意点もあります。
- 物理カードでのタッチ決済は1回15,000円まで
- 複数端末で使う場合は利用端末ごとの申請が必要
- Airペイ タッチ単体では紙のレシート発行不可
物理カードでのタッチ決済は1回15,000円まで
Airペイタッチでクレジットカードのタッチ決済(物理カード)を利用する場合、1回あたりの上限金額は15,000円に設定されています。
これは、決済時にカード所有者の本人確認が行われないために設けられた制限です。一方で、Apple Payなどのデジタルウォレットを使えば、スマホ側で認証が行われるため、15,000円を超える決済にも対応できます。























高額商品の販売にはやや不向きなため、導入前に用途をよく考えておくことが大切です。
複数端末で使う場合は利用端末ごとの申請が必要
Airペイタッチは、2024年12月のアップデートにより、複数のiPhoneで利用できるようになりました。1つの店舗で複数のスタッフがそれぞれの端末を使って決済を行うことも可能です。
ただし、端末ごとに利用申請が必要で、1回の申請で登録できるのは最大10台まで。手続きには1〜2週間ほどかかるため、イベント出店などで複数台を使う予定がある場合は、早めに申請を済ませておくと安心です。























使わなくなった端末は登録を解除すれば、新しいiPhoneへ切り替えることもできます。
Airペイ タッチ単体では紙のレシート発行不可
Airペイタッチは外部のレシートプリンターと連携できないため、紙のレシートを直接発行することはできません。明細が必要な場合は、お客様にメールで送信する形式となります。
その際は、アドレスを確認して入力する必要があり、実際の現場では手間に感じることもあるでしょう。
紙のレシートが求められるシーンでは、Airレジと連携し、対応プリンターを使うことで印刷が可能です。























事前にレシートの有無についてお客様に確認しておくと、スムーズな対応につながります。
まとめ
Airペイタッチは、iPhone1台でクレジットカードやApple Payによるタッチ決済ができるサービスです。専用カードリーダーは不要で、初期費用・月額料金・振込手数料が無料。かかるのは決済手数料(2.48〜3.24%)だけというシンプルな料金体系になっています。
条件を満たせば、手数料が2.48%まで下がるディスカウントプログラムも用意されているため、導入のハードルを下げられるかもしれません。
Airペイタッチは、姉妹サービスの「Airレジ」と連携すればPOSレジとしても活用でき、会計作業の効率化にもつながります。イベント出店やキッチンカーなど移動販売との相性も良く、小規模な事業者や個人で行う副業でも扱いやすいのが特長です。
ただし、紙のレシートを印刷できないことや物理カードでの決済には1回15,000円までといった上限がある点には注意が必要です。それでも、手軽さと実用性のバランスが取れており、キャッシュレス決済の選択肢として魅力のあるサービスといえるでしょう。
利用にはAirペイへの申し込みが必要ですが、審査は最短15分で完了します。コストや導入のしやすさを重視する方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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