イタリアの高級車ブランドであるマセラティは、新型スーパースポーツカー「MCプーラ」(MC PURA)を発表した。このクルマは2020年に登場した「MC20」の進化モデル。クーペのほか、コンバーチブルの「チェロ」もラインアップする。
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イギリスで7月10日(現地時間)に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で「MCプーラ」を世界初公開!
ハイパワーで軽量!
MCプーラはマセラティが本拠地であるイタリア・モデナの工場で生産する“メイド・イン・モデナ”モデルだ。
搭載するのは最大出力630PSを誇る3.0リッターV型6気筒ツインターボ「ネットゥーノ」エンジン。F1由来の「プレチャンバー燃焼システム」など、マセラティ独自の革新的技術を採用している。車両重量は1,500kgで、クラス最高レベルのパワーウェイトレシオ(2.33kg/PS)を実現したとのこと。
ボディはカーボンファイバー製モノコック構造を採用し、高剛性と軽量性を両立。バタフライドアも特徴的で、乗降性とデザイン性を高めている。
グッドウッドに登場した「MCプーラ」のボディカラーは新色の「AIアクアレインボー」。クーペはマット、コンバーチブルはグロス仕上げとなっている。太陽光の下で虹のように色が変化する独自のカラーだ。
このほかには鮮烈な「デビルオレンジ」やメタリック塗装の「ヴェルデ・ロワイヤル」「ナイト・インタラクション」など、イタリアらしい情熱と伝統を感じさせる多彩なボディカラーを用意する。
インテリアには「アイス」カラーのアルカンターラを使用。レーザー加工による新開発グラフィックがトライデント(マセラティのエンブレム)を際立たせている。裏地にはイリディセント加工を施してあり、光の角度によってブルーやレッドに輝く。
コンバーチブルモデル「チェロ」にはPLDC(ポリマー分散型液晶)技術を用いた電動ガラスルーフを装備。ワンタッチで透明・不透明が切り替えられるので、開放感とプライバシー性を両立できる。
