ゼネラルモーターズ・ジャパンはシボレー「コルベット」の高性能バージョン「Z06」にコンバーチブルモデルを追加した。価格は2,920万円となる。
電動ハードトップは走行中も開閉可能
現行型コルベットは通算8世代目(C8)で、初のミッドシップレイアウトを採用しているところが特徴。スーパーカー然とした外見がとにかく目立つ1台だ。「Z06」はサーキット走行を前提に設計・開発した高性能スペシャルモデル。5.5Lの自然吸気V型8気筒エンジンを搭載しており、最高出力は646PS、最大トルクは623Nmに達する。
コンバーチブルモデルの電動式リトラクタブルハードトップは、時速48km以下であれば走行中でも開閉可能。開閉に要する時間は約16秒だ。屋根の収納時も、トランクスペースとフロントの収納スペースを合わせてクーペ同等のラゲッジ容量を確保。実用性にも優れたクルマだとGMジャパンは説明する。
通常のZ06ではオプション装備となっている「ブレンボ製パフォーマンス カーボンセラミックブレーキ」は標準装備に。キャリパーのオレンジは専用カラーだ。
エクステリアは「アークティックホワイト」と「シーウルフグレー トライコート」の2色。インテリアは「アドレナリンレッド ディップド」の1色となる。写真は米国仕様なので、インテリアの色が違ったり、ハンドルが左のままだったりと日本仕様とは異なる部分がある。