マンションリサーチは6月10日、「東京23区中古マンション価格推移と価格上昇率ランキング(2025年6月)」を発表した。2016年5月~2025年5月の東京都23区におけるマンション売買価格の中央値を指標とし、ランキング化した。
2025年5月時点における東京都全体のマンション平均売買㎡単価は102万円で、これは2016年当時の63万円と比べて、62.4%の上昇に相当する。
2025年5月時点での東京23区におけるマンション平均売買㎡単価は約107万円。これは2016年当時の約65万円から約65%の上昇を記録しており、東京都全体よりやや高めの水準になる。
東京23区価格上昇率ランキング1位は、9年前と比べて116.3%上昇した「港区」(㎡単価221万円)、2位は98.0%上昇した「千代田区」(㎡単価189万円)、3位は96.5%上昇した「中央区」(㎡単価161万円)、4位は92.3%上昇した「渋谷区」(㎡単価177万円)、5位は69.7%上昇した「江東区」(㎡単価104万円)だった。
特に価格の上昇が著しいのが中央区で、23区内でも屈指の価格上昇率になっている。再開発による街の再構築で住宅地としての魅力が向上したこと、都心アクセスの良さと資産性の高さが上昇の主な要因であるという。
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東京都江東区の平均売買価格推移(マンションナビ)