大阪・堂島浜のホテル「Zentis Osaka(ゼンティス大阪)」は、2026年3月31日までの期間、ボタニカルアーティストの谷井 聖(たにい しょう)氏がゼンティス大阪のために制作したアートを館内に展示する「Zentis Art-in-Residence: Botanical(ゼンティス アート イン レジデンス ボタニカル)」を開催する。同期間で、谷井氏のオリジナル作品を特典として持ち帰れる宿泊プランも販売する。
ゼンティス大阪は開業以来、ホテルでありながらカルチャーの発信地となるべく、「アート」「音楽」「クラフツマンシップ」をキーワードにしたイベントを実施。今回はアートイベントとして、「植物の個性を生かしたデザインを。」をブランドコンセプトに掲げる空間装飾ブランド「bulbus(ブルブス)」の谷井氏とコラボレートし、ホテルから着想を得た限定作品を2ヵ月ごとに展示する。
展示作品は、大きな窓から入ってくる朝日や、空間を包み込むような音の響き方など、谷井氏がホテル滞在中に感じた心地良さを表現しているという。
生花を使用して生命力を感じる作品には、人々の暮らしに息づく植物の尊さに気づくきっかけを作りたいという想いが込められており、展示期間を通して花や葉などの香り、植物の色の変化を楽しめる。
作品は1階のフロントデスク前に展示し、2カ月ごとに異なるスタイルに変更する。
また、谷井氏自らが植物を剪定して仕上げ、ホテルのロゴをあしらったオリジナル作品「hyohon」を持ち帰ることのできる宿泊プラン(1部屋に1作品)も登場。見るたびに植物の面白さや力強さを感じてほしいとの想いが込められている。 一泊二日で2万5,000円から。