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グランドセイコーのシンボル「獅子」を体現した新型クロノグラフ

APR. 01, 2025 16:00
Text : 林利明
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セイコーウオッチの高級ブランド「グランドセイコー」から、スポーツコレクションの新作となる「<グランドセイコー> Sport Collection Tokyo Lion Tentagraph(SLGC009)」が発表となった。8月8日の発売予定、価格は231万円。スイスのジュネーブで開催の「Watches and Wonders Geneva 2025」にて初公開されたモデルの1つだ。

  • <グランドセイコー> Sport Collection Tokyo Lion Tentagraph(SLGC009)

グランドセイコーは「獅子」をブランドのシンボルとし、最高峰の腕時計を目指すという意志を持ち続けているが、今回のSLGC009はまさにその獅子を表している。

まずケースに目を向けると、獅子の力強い爪をモチーフとしたソリッドな形状にインパクトを受ける。着用したとき、獅子がしっかりと腕を掴んでいるようなイメージだ。ヘアライン仕上げによってケース素材のチタンが際立ち、獅子の鋭い「爪」を強調。また、側面に並ぶプッシュボタンも、押し心地を追求したという大きめでがっしりとしたフォルムへとアップデートしている。

  • チタンの塊を削り落としたような造形は、まさに鋭い獅子の爪

  • 同じく新しい造形となるプッシュボタン

ダイヤルは、獅子のたてがみが風になびく姿から着想を得た。「風靡(ふうび)」という言葉で表される様子を、有機的な模様で描いている。インデックスはダイヤカットの多面体で、こちらも獅子の鋭い爪をイメージ。美しく輝く。

3時・6時・9時位置のサブダイヤルは別体パーツとしたことで、ダイヤルに変化のある表情をもたらす。このサブダイヤルはお椀状になっているため、針と目盛りが近く、クロノグラフの計測結果を読みやすいという利点がある。

  • 存在感のある美しいダイヤル模様と、ダイヤカットの多面インデックス、お椀型のサブダイヤル

ストラップは新開発のラバー製。シリコンストラップと比べて2倍以上の引っ張り強度を持つとし(セイコーウオッチ調べ)、なめらかな質感も特徴的だ。ストラップの裏側(肌と接する側)には突起を設け、心地よく腕になじむ。「獅子の肉球のような、どこか愛嬌のある突起部」――と表現している。

  • 「獅子の肉球のような、どこか愛嬌のある突起部」。ケースバックはシースルーだ

  • メカニカルムーブメント キャリバー9SC5(テンタグラフ)

ムーブメントにも注目したい。「テンタグラフ」の名を持つ手巻き付き自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー9SC5」を搭載し、これは2023年に開発された最新型。毎秒10振動による高い精度を確保しながら、クロノグラフ作動時でも約72時間というロングパワーリザーブを実現している。

  • ケース素材:チタン
  • ケースサイズ:外径43×厚さ15.6mm
  • 風防:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
  • 防水性能:日常生活用強化防水(20気圧)

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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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