日々多くの高級時計が取引されるヤフーオークション。ここでは2015年から2025年までの11年間における各年1月に注目し、高級腕時計の取引数と平均落札額の推移を調査した。
データは国内インターネットオークションの売買データを分析する「オークファン」が提供する、オークファンプロPlusを使用して抽出している。
調査の結果、スイスの高級時計「オーデマ・ピゲ」は、2018年1月に取引数件が210件とピークを迎えたのち、取引件数は減少傾向に。2025年1月の取引件数は85件と、11年間で過去2番目に少なくなっている。
一方で平均落札額に関しては、2025年1月に25万2,048円となり、最高額を記録した2022年1月の27万1,716円に次ぐ額となった。オーデマ・ピゲの取引件数は減少傾向にあるものの、取引価格は上昇傾向ということから、中古市場でもオーデマ・ピゲの人気は続きそうだ。