毎日コミュニケーションズは3月24日(木)、パソコン総合誌「PCfan5月号」を発売する。

「PCfan5月号」(3月24日発売、特別定価:780円)。表紙のモデルは南明奈(みなみ あきな)さん

第1特集のテーマは「PC地デジ化 拡張術」。地デジへの完全移行を控えたいま、パソコンにチューナーを追加してテレパソ化する……そんなプランを検討しているユーザーもいることだろう。最近のチューナー機器は機能が充実しており、ダビング10のサポートはもちろん、地上/BS/110度CSのデジタル3波に対応したり、HD解像度のまま長時間録画ができたり、録画番組の編集が行えたりする。製品の導入自体はそれほど難しくないものの、必要となるスペックや環境、チューナー機器のトレンド、メーカーごとの使い勝手など、検討するべきポイントは多岐に渡る。意外と製品選びの段階でとまどってしまうユーザーが多いのではないだろうか。

「PCfan5月号が発売される3月24日は、地上デジタル放送に完全移行する『7月24日』のちょうど4カ月前に当たる。しかし現時点で地デジ対応テレビなどが完全に普及したとはお世辞にもいいがたい。とはいえ“備えあれば憂いなし”と言われるように、来るべき7月24日に備えておくに越したことはないだろう。というワケで、今回の特集のテーマは“PCの地デジ化”である。手持ちのパソコンで地デジを観る・録る・編集するにはどうすればよいのか? というテーマを軸に、PC向け地デジチューナー機器のトレンドや製品選びのポイントを紹介する」(第1特集より)

必要となるPCの環境について解説。CPUやGPUに特別な高性能が求められるわけではないが、導入の際はスペックをチェックしておきたい。メーカーごとに使い勝手が異なる視聴・録画ソフトについても詳しく紹介している

特別付録は、PCfanオリジナルの「ケーブルホルダー」。パソコンにはキーボードやマウス、外付けHDD、スマートフォンのクレードルなど、さまざまな機器が接続される。そうしたデバイスから伸びるケーブル類が机や床の上に這っていると、作業のジャマになるだろう。このような際に便利なのが「ケーブルホルダー」で、ケーブルをくぼみに挟み込むことで机やPCなどに固定できる。なお、ケーブル位置の矯正だけでなく、イヤホンの保管や、細身のペンを立てるホルダーとして活用することもできる。

「ケーブルホルダー」は5個セット。裏側がシールになっており、くぼみにケーブルを挟み込むことで固定できる。取り回しが意外と面倒なケーブル類を管理するのに役立つアイテムだ

仕事に必要な文書ファイル、撮り貯めた写真、録画した動画、メール、音楽……。パソコンには消失すると困るデータが数多く保存されている。そうしたファイルを失ったときのショックははかりしれないだろう。「データ復旧 完全ガイド」は、削除したデータを取り戻すための特集。ファイルをうっかり削除したり、誤ってHDDをフォーマットしたり、システムの不具合でPCが起動しなくなったり、CD/DVDメディアが読み取れなくなったりなどといった、さまざまなシチュエーション別にデータ復旧の方法を紹介していく。

また、「デバイス別 無線LAN接続マニュアル」特集では、無線LANのアクセス方法を解説だ。いまやパソコンだけでなくスマートフォンやゲーム機までワイヤレスLAN接続が可能な時代。ネットワーク接続の主役「無線LAN」のアクセス手段をしっかりマスターしておきたい。

データの復旧率は、消失から復旧作業開始までの時間が短いほど高くなる。データを失ってしまった……と嘆くヒマがあったら、あらゆる手を試してみることをオススメする

PC、スマートフォン、家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機など、無線LAN接続が可能なデバイスは多くなった。そのアクセス方法はキッチリと理解しておくべし

イマドキの液晶ディスプレイの平均単価は底値圏といえ、絶好の買い時である。特集「液晶ディスプレイの賢い選び方」は、"買い"の製品を見極めるポイントを紹介。液晶パネルの特性だけでもグレア/ノングレア、視野角、コントラスト、輝度、応答速度、TN/VA/IPS、バックライト、色域といった要素が複雑に絡み合っている。こうしたスペックを理解し、とはいえいたずらにまどわされることなく、目的に合った製品をチョイスしたい。

「インテル『SSD 510』ファーストインプレッション」企画では、インテル第3世代のSSDを検証。ベンチマークソフトでそのポテンシャルを評価している。

液晶ディスプレイを選ぶ際、最初に検討するのがパネルサイズや表示解像度。主流は20型ワイド以上のフルHD対応の製品といえるだろう

今年2月28日にリリースされた「SSD 510」は、SATA6Gbps対応シリーズとなる。本記事では「SSD 510」の製品ラインナップ、スペック、パフォーマンスをチェック