お世話になった人へ贈るお歳暮。せっかく贈るなら、相手に喜んでもらいたいですよね。
今年のお歳暮はちょっとぜいたくに、カニを贈ってみませんか?
今回はお歳暮に選びたいカニの種類や、高品質なカニ通販サイトを紹介します。
またお歳暮を贈る際の注意点も合わせてまとめました。
お歳暮には高級蟹が喜ばれる?
お歳暮とはお世話になった人へ、日頃の感謝を伝えるために贈るものです。
普段あまり食べない高級なものや、縁起の良い食材は喜ばれる傾向にあります。
お歳暮にカニを送ろうか迷っている方へ、高級カニが喜ばれる理由や、お歳暮に適した高級な三大カニについて紹介します。
お歳暮に蟹が人気の理由
お歳暮でカニを贈ると喜ばれる理由として、自分で買うまでもないけれど、人からもらうとうれしい食材であることが挙げられます。
一食あたり数千円するカニは、普段から食卓にあがる食材ではありません。お祝い事などの行事で食べる人が多いのではないでしょうか。
日頃、口にする食材ではないからこそ、お歳暮でカニを贈ると喜ばれます。
またカニがお歳暮の商品として人気がある理由には、収穫の時期にも関係しています。
種類や水揚げされる地域によって異なりますが、カニのベストシーズンは11月〜3月です。
冷凍技術の向上により1年中食べられる食材ですが、カニは「冬の味覚」のイメージが根付いているため、年末に贈るお歳暮として人気があります。
カニは縁起物として言い伝えられているのも、人気の理由の一つです。
縁起物と言われる理由は諸説あります。
- 二つのハサミを上下に振る姿が幸運を招いているように見えるから。
- カニは大切に卵を抱いて育てる習性があり、子孫繁栄・家庭運の向上につながるとされているから。
- カニの脱皮する姿が生まれ変りのように見えるため「再生」や「生命力の強さ」につながるとされているから。
このようにカニは、お歳暮に贈る高級食材として、今も昔も人気があります。
お歳暮選びで迷っている人は、思い切ってカニを贈ってみましょう。
お歳暮に最適な三大蟹を紹介【タラバ・ズワイ・毛蟹】
高級カニとして有名な「三大カニ」とはタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニの3つを指します。
タラバガニはヤドカリの仲間です。たらの漁場に多く生息しているため、タラバガニと名前がつけられました。収穫量が少ないため、希少価値の高いカニの一つです。
タラバガニの多くはロシア産です。冬が旬で、この時期に餌をたっぷりと食べるため、身がぎっしりと詰まっているのが特徴。
カニの身は太くて食べ応えがあり、子どもから大人まで好まれています。
しかし残念ながらカニ味噌はあまりおいしくありません。ゆでても固まりにくいため、カニ味噌はほとんど取り除かれてから販売されています。
タラバガニの身は甘みが強く、辛口の日本酒や焼酎がよく合います。
調理方法は以下のメニューが人気です。
- 焼きタラバ:レモン汁や巣立ち汁がよく合う
- カニ爪フライ:見た目にも華やか
- グラタン:丸ごと一匹の生タラバガニがあればぜひ!
ズワイガニは水揚げされる地域によって呼び名が変わる、珍しいカニです。
ズワイガニのオスとメスの呼名
- オス: 松葉ガニ(京都・兵庫・鳥取)越前ガニ(福井)加能ガニ(石川)間人ガニ(京都府京丹後市丹後町)舞鶴かに(京都府舞鶴市)
- メス: コッペ(京都)セコガニ(京都・福井・兵庫・鳥取)オヤガニ(鳥取)コウバコ(石川)
オスの旬は11月〜3月で、メスの旬は11月〜1月です。
大きいカニほど、高値で取引されています。ポーションタイプなら殻をむく必要がないので、調理もお手軽。
上品な甘さなので、日本酒やビール、ワインとも相性が抜群です。
シンプルにお刺身もよいのですが、ゆでたり焼いたりしてもおいしく食べられます。
よく似た名前の「紅ズワイガニ」とは別物です。ゆでていなくても紅い「紅ズワイガニ」は、ズワイガニよりも水分が多く、漁獲量も豊富なため安価で買えるのが特徴となっています。
毛ガニとは名前のとおり、甲羅や殻が毛におおわれた姿が特徴的なカニです。自然保護の観点から、北海道での漁獲は甲長8センチ以上のオスのみが許可されています。
体は小さめで可食部が少ないのですが、その分味が凝縮されたように濃厚な味わいがあり、独特の甘みがあります。
毛ガニにはやはり日本酒がよく合います。甲羅酒にして、楽しむなら純米酒がおすすめ。身は濃厚な味わいで、ビールもすすみますよ。
カニ味噌の量は多く、これを目当てに毛ガニを購入する人もいます。蒸したりゆでたりと、シンプルに食べるのがおすすめです。
【贈り先別】ギフトにおすすめの蟹の種類
お歳暮でカニを贈る際、どんなカニを贈ったらよいか迷ってしまう人も多いはず。
家族構成に合わせたおすすめのカニを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
小さな子どもがいる家庭の場合
カニを食べさせる年齢に基準はありません。離乳食完了期(12ヶ月ごろ〜)が目安なので、1歳以上のお子さんがいる家庭なら家族で楽しめるでしょう。
小さな子どもがいる場合は、食べやすいカニが喜ばれます。
カニを食べることに慣れていないと、殻をむくだけでも大変。せっかくカニ鍋にしても子どもに食べさせるため、殻をむいただけで疲れてしまった……となっては悲しいですよね。
殻がカット済みで、解凍するだけでOKなカニの脚や爪ならパパやママ、お子さんも大喜びです。
夫婦二人の家庭の場合
夫婦二人暮らしのご家庭には、カニの食べ比べ商品を贈ってみてはいかがでしょうか。
二人で食べられる大きさの毛ガニや花咲ガニの詰め合わせなら、余すことなく食べられるでしょう。カニの量としてはおよそ1キログラム前後がおすすめです。
殻付きのカニは出汁が出るので、鍋やその後の雑炊は絶品。
二人でゆっくりと年越ししたい夫婦には、ほどよい量の上質なカニが喜ばれます。
一人暮らしの場合
一人暮らしの場合は、保存が効いて使いやすいカニ缶の詰め合わせがオススメです。
お歳暮は4〜5人の大勢で食べる商品が多く、一人暮らしの人にとっては量が多すぎるもの。
一人暮らしの場合は、賞味期限が長く、調理が簡単、保存方法に気を使わなくてよいものがよいでしょう。
カニ缶なら賞味期限も長く、カニの殻をむいたり調理をしたりする必要がありません。また常温保存が可能なので、冷蔵庫や冷凍庫を圧迫することもありません。
普段自分で購入はしないけれど、もらうとうれしいカニ缶は、一人暮らしの人にきっと喜ばれるでしょう。
相手の家族構成がわからない場合
相手の家族構成がわからない場合は、カタログギフトがおすすめです。
カタログギフトとは、自分でカタログから好きな商品を選んで、家まで届けてもらうサービスのこと。
予算に合わせてカタログを送れるので、贈る側としても「どれを贈ろうか……」と悩む必要もありません。
一方でカタログギフトは失礼にあたらないかな?と心配になる人もいるかもしれませんが、意外にもカタログギフトは「もらって嬉しいお歳暮」としてアンケートでも上位にランクインしています。
「貰って嬉しいお中元・お歳暮の商品」に関する質問に対して、「ビール」(42.8%)や「ハム」(38.0%)、「菓子類」(35.5%)などの“定番品”が上位に並ぶ中、1位に「商品券」(54.8%)、5位に「カタログギフト」(26.8%)がランクインした。全体の数字を見ると、「商品券」、「カタログギフト」を選んだ回答者の割合は8割近く(複数回答)にのぼり、自由度の高いギフトが喜ばれることが想定される。
(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000010507.html)
カタログギフトは、もらってうれしいお歳暮の商品ランキングの5位に入っています。
多くのカニ通販サイトではカタログギフトが用意されているので、商品選びに悩む場合はぜひ利用してみてください。
これを選べば間違いない!お歳暮で失敗しない蟹通販サイト
お歳暮を購入するなら、カニに特化した通販サイトがおすすめです。
品質がよいカニをお得に購入できるため、失敗せずにお歳暮用の商品を選べるでしょう。
「商品の質で喜んでもらいたい」という人は、ぜひカニ通販を利用してみてください。
かに本舗は安価で良質な蟹が買える!
かに本舗のカニは現地で大量一括購入しているため、安価で質が高いと評判です。
かに本舗はネットショップ大賞を11年連続で1位を取得。多くの人が満足して利用している証です。
商品には「◯人前」と書かれているので、家族構成がわかれば商品が選べるようになっています。
お値打ちでよい商品をお届けしたい人は、かに本舗を候補に入れてみましょう。
かにまみれは全て「訳なし商品」でお歳暮に最適
かにまみれの商品は全て「訳なし商品」なので、ハズレがありません。
身入り・鮮度・品種・産地・重量の全てに自信を持って出荷しています。
利用者アンケートでは多くの人が「リピートしたい」と回答しています。品質がよく、顧客対応を誠実におこなっている結果と言えるでしょう。
リピートの声が多いのは、顧客満足度が高い証拠。
相手に満足してもらいたいお歳暮の商品に、かにまみれのカニはぴったりといえます。
北釧水産は蟹の品質にこだわりあり
北釧水産は豊洲や大阪などの全国の中央市場やカニ専門の小売店、カニ料理専門店へ卸している会社です。
カニの品質は、徹底的にこだわっています。
自社か国内の連携工場のみで加工しており、甘みや鮮度などの素材の良さを最大限に引き出して販売しています。
酸化防止剤は極限まで減らすなど、安全にも配慮。小さなお子さんにも食べさせたくなりますね。
年末に限り簡易パンフレット(価格表)を作成しているので、紙でじっくり見たい人は公式サイトから問い合わせてみましょう。
マルゲン後藤水産は第三者評価が高い通販サイト
マルゲン後藤水産はメディアや雑誌等にも取り上げられた経歴があります。
また「Yahoo! JAPAN!ショッピング うまいもの王者決定戦カニ・魚介部門」の1位を受賞するなど、第三者からの評価が高いカニ通販サイトです。
仕入れから発送まで一括管理しており中間コストがかからないため、安価で品質のよいカニを提供しています。
カニ販売歴は30年以上、インターネット通販では14年以上の実績があるマルゲン後藤水産。
お歳暮選びで失敗したくない人におすすめのショップです。
お歳暮で蟹を贈る際の注意点
せっかくカニをお歳暮で贈るなら失敗したくないもの。
カニをお歳暮で贈る際の注意点を、2つ紹介します。
- お歳暮を贈る相手がカニを食べられるか確認しておく
- カニ通販サイトの訳あり品は避ける
贈る相手が蟹を食べられるか確認しておく
贈る相手はカニが苦手ではないか、またカニアレルギーがないかを確認しておきましょう。
カニを食べられない人にカニを贈っても喜ばれないどころか、配慮が足りないと思われてしまいます。
ぜひ日頃の雑談でカニが食べられるかを聞いてみてください。
蟹通販サイトの訳あり商品は避けよう
お歳暮でカニを贈る場合は、訳あり商品はやめておきましょう。
個人で注文する分にはよいのですが、ギフトには向きません。
訳あり商品は折れたカニの足が入っていたり、黒ずんでいたりと、見た目のよくない部位が含まれていることも。
商品自体には問題がなくても訳あり商品を贈られては、気分が良いとは言えないでしょう。
業者によっては、訳あり商品に古いカニを使っているところもあります。感謝の気持ちを表すはずのお歳暮で、相手に不快な思いを与えてしまっては台無しになってしまいますよね。
いくらキレイな写真を使っていても、同じ商品が送られてくるわけではありません。
訳あり商品をお歳暮として贈るのは、やめておきましょう。
お歳暮のマナーを知っておこう
一年の感謝の気持ちを伝えるお歳暮。相手に喜んでもらうためにはマナーを守る必要があります。
基本的なお歳暮マナーについて紹介します。
お歳暮は12月中旬までに贈ろう
お歳暮を贈るのに、明確に決められた日程はありません。一般的にお歳暮を贈るのにふさわしいとされているのは12月13日〜12月20日ごろです。
地域によって多少の差はありますが、お正月のお祝いに間に合わせるため、12月の中頃を目安に贈るのがおすすめです。
喪中でもお歳暮は贈れる
喪中期間のお歳暮のやり取りはマナー違反に当たりません。お歳暮はお祝いごとではなく、日頃の感謝を伝えるためのものだからです。
とはいえ、マナーを守り相手への配慮を忘れないようにしましょう。
相手が忌中であれば避けておいたほうが安心です。
忌中が明けてから「寒中御見舞い」として贈るとよいでしょう。その場合も、のしには紅白の水引きをつけずに、白無地ののしか白い短冊をつけるようにします。
自分の喪中にお歳暮を贈る場合も、特にマナー違反にはなりませんが、忌中が明けてから贈るのが一般的です。
お歳暮の予算は3,000円〜10,000円が目安
お歳暮を贈る際に、意外に困ってしまうのが予算ですよね。
お歳暮にかける金額は、関係性によって異なってきます。
一般的な相場は3,000〜5,000円程度です。
上司や特に恩義を強く感じている相手に贈る場合は、5,000円〜10,000円程度が目安です。
ただし贈る側の予算の関係もありますので、この金額は参考程度にとどめておいてください。
一度贈ったお歳暮は、毎年贈るのが礼儀です。
また次の年から品物の金額が下がるのは相手への失礼にあたるため、最初に高額なお歳暮を贈ると、あとで負担になってしまうことも。
来年以降も続けてお歳暮を届けられるように、無理のない予算を組むとよいでしょう。
年末のお歳暮に蟹を贈って感謝の気持ちを伝えよう
今回はお歳暮に贈るカニについて紹介しました。
お歳暮はお世話になった人へ感謝の気持ちを伝える、日本の文化です。
カニは喜ばれるギフト商品ですが、相手の立場に立って商品を選ぶと、さらに喜ばれるでしょう。
今年のお歳暮は、ぜひカニを贈って感謝の気持ちを伝えてみてください。