マンション選びの際、多くの人が重視するのは立地や価格、部屋の広さなどだろう。しかし実際暮らしてみると重要性を実感するのが、電源の場所や収納の仕組みといった、細かい設備の仕様なのだ。

マンションブランド「LIVIO」(以下、リビオ)では、今後販売予定の分譲マンションから、入居者の声を反映した住まいのアイデア「LIVIO IDEAS」(以下、リビオアイデアズ)を標準装備。間取りや収納、住宅設備、防災などに関して住まう人の視点で便利なポイントを盛り込んだ。

9月7日にリニューアルグランドオープンする、リビオのブランド旗艦店「LIVIO Life Design! SALON」でその新仕様を見てきたのでご紹介しよう。

リビオアイデアズとは、リビオを展開する日鉄興和不動産が、入居者調査による「住まわれてからの気づき」を反映した新仕様。収納、水回り、防災、間取りのカテゴリーで、「あったらいいのに」という困りごとを解決する、より豊かに暮らすためのアイデアを全60種策定している。

例えばシューズインクロゼットには、ゴルフバッグやスーツケースが収納できるような縦長のスペースを完備。背の高い靴が玄関に出ていた際、扉に当たらないように下部分を約20cmカットするなど、心配りが行き届いている。さらに電動アシスト自転車のバッテリー充電などに使用できる玄関コンセントもあり、子育て世帯には特にうれしいポイントだろう。

また、リビング・廊下収納には、現在家庭で最も多く使用されているという"スティック型"の掃除機がしまえる縦割りのスペースが。充電用のコンセントも実装されているという至れり尽くせりぶりだ。

さらに入居者調査の結果を、真摯に取り入れた工夫も。「洗面室の収納で困ることは?」とのアンケートで4割以上が回答した「衣類を一時的に置く場所がない」という声を反映し、リネン庫に衣類の一時置き場も設けている。

他にもキッチンでは、シンク上に取り外し可能な人工大理石プレートを設置して調理スペースを広げられるようにしたり、レンジフード横のスペースに吊戸棚を設置して扉を開けずにキッチンペーパーを取り出せるようにしたりと、家事がしやすい仕様が盛り込まれている。

同社が今後展開する「リビオ新横浜」「リビオ亀有ステーションプレミア」から新仕様が反映される予定。また、これらの物件はリニューアルされる「LIVIO Life Design! SALON」で販売される。

「LIVIO Life Design! SALON」は、サンプルルームの改修やリビオアイデアズの収納展示、さらにLEDスクリーンで間取り・家具の配置を実寸大で投影し、「Apple Vision Pro」でMR体験もできる展示など、盛りだくさんのリニューアル内容となっている。マンション購入を検討されている方はぜひ訪れてみてはいかがだろうか(来場には予約が必要)。