米Microsoftは10月23日(現地時間)、Agility SDK 1.715.1-previewに統合しているDirectSRにおいて、AMD向けソリューションを「AMD FidelityFX 3.1」にアップグレードしたと明らかにした。

  • Microsoft DirectSR、FSR 3.1をサポート - FSR 2.2からアップグレードへ

これまでAMD FSR 2.2をサポートしていたMicrosoft DirectSRが、今回FSR 3.1をサポートしたという内容。FSR 3にはフレーム生成機能が統合されていたが、FSR 3.1から分離したため、シンプルに超解像機能のみが統合されているという意味合いになっている。

なお、最新バージョンのMicrosoft DirectSRはAgility SDK 1.715.1-previewで有効化できるが、あまり導入例も聞かれず先進的な試みにとどまっている。昨今ではフレーム生成による大幅な性能向上に焦点が当てられがちで、そもそも各社の超解像機能自体がゲーム開発者によって積極的に統合されるようになったこともあり、Windows側であえてサポートする意味合いもやや薄れている──といえるかもしれない。