キヤノンマーケティングジャパンは7日、セキュリティ製品「ESETセキュリティ ソフトウェア」シリーズの新バージョンを正式発表した。2月14日に発売する。価格は利用可能年数やインストール可能台数によって異なるが、1台1年版が4,500円、3台3年版が7,500円、5台3年版が9,000円など(いずれも税別)。

  • 「ESETセキュリティ ソフトウェア」シリーズ新バージョン

ESETシリーズの最新バージョンでは新たに、子どものAndroidスマートフォンの利用状況を見守るペアレンタル機能「ESET Parental Control for Android」が提供された。また、従来は「ESET ファミリー セキュリティ」という名称だった5台版と、「ESET パーソナル セキュリティ」という名称だった1台版を、「ESET インターネット セキュリティ」という名称に統一している。

Android向けの新プログラム「ESET Parental Control for Android」は、保護者が子供のスマホ利用を柔軟に管理できるアプリ。Web閲覧やアプリ利用を禁止・制限する機能、子供の所在地確認・通知機能などを備えている。子どものAndroidスマホで不適切なWebサイトの閲覧をブロックしたり、決められた時間だけアプリの起動を許可したりでき、子どもがもっとも使ったアプリは何かなど、スマホの使用状況も保護者が一覧で確認できる。

このほか、子どものAndroidスマートフォンの位置情報を定期的に取得して、自宅や学校、塾といったあらかじめ設定したゾーンに入ると保護者の端末に通知するなど、所在を確認できる機能も備えている。

  • 子どものアプリ使用状況を保護者の端末で確認できる

  • 子どもが使用禁止時間にアプリを起動しようとした場合はアラートを表示。保護者に許可を求められる機能も搭載する