フィッシング対策協議会は5月2日、同協議会に寄せられた2018年4月のフィッシング報告件数と、フィッシングサイトのURL件数などを公開した。2018年4月のフィッシング報告件数は、前月比で2倍以上となった2018年3月より11件減少し、1,897件であった。
フィッシングサイトのURL件数は3月より110件減少した557件に、フィッシングメールに悪用されたブランド件数は3月より2件減少し、30件になった。
フィッシング対策協議会によると、4月は有名なブランドをかたったフィッシングメールが大量に配信されており、多くの人からフィッシング報告を受けたという。同じメール文面で、同業種の異なるブランドをかたるフィッシングメールも出回っているようで、フィッシング対策協議会は引き続き注意を促す。