米Microsoftが米国時間の10月23日に発表した2015年度第1四半期 (7-9月)決算は、売上・利益ともにアナリストの予想を上回った。売上高が前年同期比25%増の232億ドル、純利益が13%減の45億4000万ドル。減益は、Nokia Devices and Services (NDS)の統合を含む同社の事業再編計画の費用11億4000万ドルによるもの。
デバイス&コンシューマ (D&C)事業は、売上高109億6000万ドルで前年同期比47%増だった。D&Cライセンシングは売上高40億9000万ドルで9%減。Windows OEM non-Proは1%減だったが、買い替え需要が収まったWindows OEM Proが4%減となり、Windows OEMは2%減だった。コンピューティング&ゲームハードウエアは、売上高24億5000万ドルで74%増。「Surface Pro 3」が好調で、Surfaceの売上高が9億800万ドルだった (前期は4億900万ドル)。携帯ハードウエアは売上高26億1000万ドル。Lumiaスマートフォンの販売台数は930万台だった。
コマーシャル事業は売上高122億8000万ドルで、前年同期比10%増。コマーシャルライセンシングは98億7000万ドルで3%増。SQL Server、System Center、Windows Serverの二桁の伸びでサーバ製品が11%増。Windowsボリュームライセンスは10%増だった。その他のコマーシャル事業は24億1000万ドルで50%増。コマーシャルクラウドサービスの売上が128%増だった。