Evernoteは27日、同社のサービスEvernoteのWindows用クライアント「Evernote 4 for Windows」を公開した。同社Webサイトからダウンロードできる。
「Evernote 4 for Windows」では、起動時のメモリ使用量、起動時間のスピードなど、C++で作り直すことで改善させており、同社がおこなったベンチマークによるとEvernote 3.5の5倍の起動時間、起動時のメモリー使用量を半分にすることに成功しているという。
ユーザーインタフェースも一新されており、ツールバーとメニューが融合したスタイリッシュな形になっており、メニューの面積を縮小することで作業エリアを大きく採っている。スプリット・ボタンが新たに搭載され、これを使うことで新規ノートやインクノートなどをより簡単に作成できるほか、サーチバーの場所の変更、ノートインフォメーション部分など、全体の速度の改善とともに操作性に配慮したUIを採用。また、ジェスチャーやマルチタッチといった操作方法もサポートしている。
利用者の中で一番よく使われている機能であるというクリッピング機能では、Internet Explorer、Outlook、Firefoxからクリッピングする際に"New Clip"のポップアップが出現。Outlookでは、メール内容のほか添付資料もクリッピングできる。Windows 7への対応も図られており、ジャンプリストを利用してEvernoteをタスクバーに固定するなど"7"の機能を活用したEvernoteライフも楽しめる。