「eBoostr 4」

SDカードやUSBメモリを利用してアプリケーションの起動・動作を高速化するソフト「eBoostr」の最新版「eBoostr 4 日本語版」(開発:MDO)ダウンロード版が19日コージェンメディアより販売、パッケージ版は4月9日よりサイバーフロントにより販売される。対応OSは、Windows XP(32/64ビット) / Vista(32/64ビット) /7(32/64ビット)、Windows Server 2003 / 2008(32/64ビット)製品ラインナップは複数用意されるが、ダウンロード版の価格は3,990円。ラインナップと価格の詳細は以下の通り。また、公式サイトでは起動して2時間のみ全機能を利用できる「eBoostr 無料版」も公開している。

「eBoostr 4」は、USBメモリなどの外部接続型フラッシュメモリをキャッシュとして利用することでパフォーマンスを向上させる。よく使うアプリケーションの起動速度を大幅に向上させることが可能になり、Microsoft Office製品やよく使うPCゲームなどを登録しておくなど、プライベートからビジネスシーンまで幅広く活用できる。

また、Professional版ではメインメモリを割り当てることも可能になる。32bit版のWindowsでは約3.2GBまでしか認識しないため、個々のユーザーの環境により4GBのメモリを搭載するWindowsでは約750MB、8GBメモリでは4.75GBのメモリをフル活用できる。

新バージョンでは、接続されているすべてのデバイスを検出し、高速化に最適なキャッシュ構成を自動でおこなう「自動設定」機能やマルチブート構成のPCにおいてキャッシュ構成の最適化機能、USBメモリなどの外部接続型フラッシュメモリにキャッシュ構築した場合のキャッシュ暗号化、などセキュリティ面での新機能も搭載されている。