コーレルは21日、圧縮ソフト「WinZip」シリーズ最新版となる「WinZip 12.1」のダウンロード販売を開始した。価格は、「WinZip 12.1 Pro」が8,400円(アップグレード版4,200円)、「WinZip 12.1 Standard」が5,250円(アップグレード版2,625円)となる。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista。WinZip 12 Pro/Standardユーザーは、無償ダウンロードが可能になる。

製品は、世界中で1億9,000万以上のダウンロード数を誇るという圧縮・解凍用ユーティリティソフト。ハードディスクを占領するファイルの圧縮はもちろん、電子メールへの添付ファイルやデジカメで撮影したファイルの圧縮など素早い操作で圧縮・解凍タスクを改善する。

新バージョンでは、新圧縮ファイル形式「Zipx」に対応、従来バージョンを上回る圧縮率での圧縮が可能となる。個別のファイルにより異なるが、同社が提供する参考データとして、11.9MBのExcelファイルを0.9MB(92%)、40.1MBのPowerPointファイルを1.6MB(96%)、104MBのEPSファイルを17.4MB(83%)、3.51MBのJPEGファイルを2.75MB(22%)に圧縮した数値も出されている。

また、ファイルの右クリックで写真のリサイズ、圧縮、メール添付までをおこなう機能も新搭載、大量のイメージデータをメールで送信する際に重宝する。

Zipxでの圧縮。同社Webサイトより