ついに発売前日となったカプコンのプレイステーション2向け対戦格闘『Fate/unlimited codes』。これまでPS2版の追加キャラクターとして、「バゼット」や「セイバーオルタ」を紹介してきたが、今回はそれに続くキャラとして、イリヤスフィールの侍女「リーゼリット」を紹介しよう。

"天の杯(ヘヴンズフィール)"の侍女、リーゼリット参戦

アインツベルンの錬金術によって造られたホムンクルス。ほぼ同じ姿形の「セラ」と共に、侍女としてイリヤに仕えている。イリヤの護衛としての役割に重きをおいて造られているのか、か細い外見からは想像できないような臂力を持ち、巨大なハルバードを軽々と振るう。普段はまるで人形のように感情の機微を感じさせないが、なぜか士郎には親しげな態度を見せる。

意外なキャラが第五次聖杯戦争に参戦!

『Fate/hollow ataraxia』では、ハルバードを携えてアインツベルン城の警備をしている様子も描かれていたリーゼリットだが、劇中通りに巨大なハルバードを軽々と振り回し、力技で相手を粉砕するタイプのキャラクターとなっている。その戦闘能力はサーヴァントに匹敵するのだろうか?


■ベーテン・ヴァイス 超必殺技
魔力ゲージを100%消費する超必殺技。技の発動から一定時間どんな行動中でもアーマー特性を得ることができる。ただし、アーマー発動中に受けた攻撃はダメージが1.5倍となる。

通常時は攻撃を受けるとのけぞってしまうが、ベーテン・ヴァイスなどアーマー特性がある状態ではある程度のダメージであればのけぞることなく行動することが可能だ。

発動前 (ダメージでのけぞる)

発動後 (ダメージでのけぞらない)

カリバーンを受けた場合のダメージ比較。左の写真が通常のダメージで、右の写真はアーマー発動時のダメージだが、明らかにダメージが大きいのがわかる。アーマーがあってもガードすべきときはガードをする必要があるのだ。

発動前

発動後


■リーゼン・ゲシュライ・ドレーエン 超必殺技 魔力ゲージを100%消費する超必殺技。ハルバードを大きく振り回す始動技がヒットすると、ぐるぐると回転しながら怒涛の連撃をくり出す。フィニッシュではハルバードを放り投げて相手を空中に吹き飛ばすという豪快さをみせつつも、「失礼いたしました」と丁寧なお辞儀を見せる。


■ドライ・ウム・ラオフ 聖杯超必殺技
リーゼリットの聖杯必殺技。ハルバードで相手を空中に打ち上げたリーゼリットが掌を空に向けると、まばゆい光が相手に降り注いでダメージを与えるという技。この力はリーゼリットの存在理由に関係があるようだ。


リーゼリットの戦闘スタイルを動画でチェック

巨大なハルバートを軽々と振り回すパワータイプのリーゼリット。その豪快な戦いぶりをギルガメッシュとの対決を通してチェックしてみよう。

動画
リーゼリット vs. ギルガメッシュのプレイ動画
(wmv形式、1分26秒)
■開発者からの解説コメント
戦斧「リーゼンアルム」を用いて豪快に戦うリーゼリット。とても広い攻撃範囲を活かして、少し離れた間合いを維持して戦っていこう。

ただし、攻撃の出が遅いため近い間合いでの戦いには注意が必要。ジャンプ強攻撃や、立ち強攻撃に付加されるスーパーアーマー属性を活かして、相手の攻撃を受けつつ技を出して反撃の糸口をつかんでいこう。

得意な間合いからの攻撃手段が豊富で、早いモーションで戦斧を振り回す「大旋風」による奇襲や、ジャンプして一気に間合いを詰めて斬りかかり相手を打ち上げる「大斬撃」、回転しながら3連攻撃を繰り出す「大回転」では相手をバウンドさせて空中スラッシュレイブを決めていける。

超必殺技「ベーテン・ヴァイス」は任意のタイミングでスーパーアーマーを発動させ、 専用ゲージがなくなるまでは攻撃を受けても全くひるまずに行動できるので強引に攻めていけるが、受けるダメージが1.5倍になる点には注意したい。

回転しながら連続攻撃を仕掛ける超必殺技「リーゼン・ゲシュライ・ドレーエン」は、見た目も派手な攻撃だが、最後の一撃を加えた後にリズがおじぎをするので試合のトドメに是非とも決めたい技だ。
ゲームタイトル Fate/unlimited codes (フェイト/アンリミテッドコード)
対応機種 プレイステーション 2
ジャンル 対戦格闘
発売予定日 2008年12月18日
価格 10,490円 (SP-BOX / 限定版)
7,340円 (通常版)
CEROレーティング B (12才以上対象)
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