VideoboxはAjax(非同期通信処理)を利用してFlashムービーを表示するライブラリです。Videoboxはページ上に新たに映像を表示する領域を表示し、その中にFlashムービーを表示します。表示できるのはFlashムービーのみで、QuickTimeムービーやAVI、Windows Mediaファイルなどは再生することができません。

Videoboxを適用した画面

また、VideoboxではYouTubeなど他のサイト上(サーバー上)にある映像も再生することができるので、工夫すればいろいろと面白いムービーサイトを作成できるかもしれません。VideoboxはHTMLの<a>タグのrel属性にvidboxの文字を記述するだけで、その機能を利用できます。ページが読み込まれると自動的に<a>タグを走査し処理するため、スクリプトは何も記述する必要がありません。

VideoboxはこのURLにあるページからダウンロードできます(*1)。

Videoboxダウンロードサイト

「Videobox v1.1」と書かれた文字をクリックするとダウンロードページに移動します。

「Videobox v1.1」と書かれた文字をクリックする

File Releasesのカテゴリでvideobox_1.1.zipのリンク文字をクリックするとダウンロードが行われます。ダウンロードされたファイルはZIP形式になっているので解凍します。解凍すると以下のファイル構成になります。

videobox_1.1.zipの解凍状態

ここで必要になるファイルはcss、jsフォルダ内のファイルです。Videoboxを利用する際には、css, jsフォルダを解凍した階層のまま利用しないと画像が表示されなかったり表示がおかしくなったります。また、swfフォルダは必須ではありません。

*1ここではVideoboxのバージョン1.1で説明しています。