東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、世界の著名なバレリーナから放たれる"一瞬の美"をエモーショナルに描き上げた画家ロバート・ハインデルと、その息子による親子二代展「没後10年 ロバート+父へのオマージュ トッド ハインデル展」を開催する。会期は9月3日~9月14日。開場時間は10:00~19:30。入場無料。

ロバート・ハインデル「Dancer on Carmine」ジクレ シルクスクリーン

ロバート・ハインデル「Abandan」ジクレ シルクスクリーン

同展は、世界の著名なバレリーナ達の肢体から放たれる"一瞬の美"をエモーショナルに描き上げ、一貫して生命の尊厳、人間の愛を描くことに人生を捧げたロバート・ハインデルと、その才能を受け継ぐ息子トッド・ハインデルによる初の親子二代展。同展では、故ダイアナ妃が後援していたロンドンシティーバレエの演目「ガーデン オブ エロス」を描いた「アバンダン」、鮮やかなピンクを背景に躍動感あふれる動きを描いた「ダンサー オン カーマイン」など、ロバート・ハインデルの待望の新作版画をはじめ、貴重な原画作品が紹介されるということだ。

トッド・ハインデル「The White Chrysanthemum」油彩 キャンバス

トッド・ハインデル「Pesant girl」油彩 キャンバス

没後10年となり注目を浴びるロバート・ハインデルの息子、トッド・ハインデルは、父の影響を受け7歳より絵を描くことに興味を覚え、高校時代には多くの賞を得た。同時に抱いた映画への興味から、大学卒業後はジョージ・ルーカスのIndustrial Light & Magic(ILM)に入り、ハリウッドで活躍。その後1997年、『Godzilla』の仕事を最後にハリウッドから離れ画家としての活動を始め、ニューヨーク、アムステルダムなどで個展を開催している。同展では、コンピューターグラフィックスで作成したモチーフを元に、印象的な光と影に包まれた人物像をキャンバスに描いた、美しくも力強い存在感を放つ作品をはじめ、新たな試みとして、父へのオマージュとなるバレエダンサーを描いた作品をが発表されるということだ。

また関連企画として、息子のトッド・ハインデルと、作品のモデルにもなり日本を代表するバレエダンサーの佐々木想美によるギャラリートークが開催される。息子からみた画家ロバート・ハインデルの生前のエピソードや、亡き父と同じバレエを題材にした作品について語られる。開催日時は9月5日15:00~(予定)。そのほか、1992年からハインデル氏を日本で紹介しているアートオブセッションの出川博一と牧阿佐美バレエ団の現役プリマダンサー青山季可によるギャラリートークが開催され、バレエと絵画の優美な世界が語られるということだ。開催日時は9月12日15:00~(予定)。いずれも事前予約不要、参加費無料。