「とらやの羊羹」で知られる和菓子メーカーの虎屋は、現在「とらや 東京ミッドタウン店」の店内ギャラリーで開催中の企画展「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」で展示されている、フランス人のデザイナー・グエナエル ニコラ氏がデザインした干羊羹「SUEHIROGARI」(紅白と緑黒の2種類)を販売する。販売日は6月28日、7月18日、8月1日の3日間のみで、販売開始時刻は12:00~(各日とも各10箱限定)。販売店はとらや 東京ミッドタウン店。価格は1箱(8本入) 3,240円。

限定販売が決まった干羊羹「SUEHIROGARI 紅白」(左)と「SUEHIROGARI 緑黒」(右)

このたび限定販売されるのは、フランス人のデザイナー・グエナエル ニコラ氏(キュリオシティ代表)がデザインしたもの。ひと口サイズの干羊羹が扇状に8本並んだユニークなスティックタイプで、立食パーティーの席など大勢で楽しく食べるシーンに適したユニークな形状となっている。「SUEHIROGARI 紅白」と「SUEHIROGARI 緑黒」の2色が用意される。

なお、同羊羹をデザインしたグエナエル ニコラ氏は、建築、インテリア、プロダクトと幅広い作品を手がけるデザイナー。透明感があってエッジが効いたシャープなデザインが特徴だが、あくまで「人」を中心に置いた視点が貫かれている。ヨーロッパのラグジュアリーブランドのショップデザインに日本の伝統技術を活かすなどの試みを行っているということだ。

ちなみに、現在開催中の「"みらい"の羊羹~わくわくシェアする羊羹」は、グエナエル ニコラ氏のほか、須藤玲子氏、渡邉良重氏といった3名のクリエイターが、「ちょっと未来の、和菓子のある暮らし」を思い描いて作った3種類の新しい羊羹を「食べるシーンの提案」とともに展示している企画展。東京都・六本木の東京ミッドタウン ガレリア地下1階の「とらや 東京ミッドタウン店」店内ギャラリーにて、8月3日まで開催されている。開場時間は11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)。入場無料。