「第7回恵比寿映像祭 惑星で会いましょう」メインビジュアル

東京都・恵比寿の恵比寿ガーデンプレイス、日仏会館ほかにて、今回で7回目となるアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」を開催する。開催期間は2月27日~3月8日まで、開場時間は10:00~20:00(最終日は18:00まで)。入場無料(定員制の上映プログラム、イベント等については有料)。

同映像祭は、年に一度、展示、上映、イベント、トーク、パフォーマンスなどにより、優れた映像表現やメディアの発展を問いなおすユニークなフェスティバルで、ホームベースであった東京都写真美術館の改修休館を機に、今回は美術館を飛び出し、恵比寿ガーデンプレイスを中心とした複数会場にて開催される。

第7回のテーマは「惑星で会いましょう」。人工衛星からリアルタイムで地球の映像を見ることが可能な現在、「映像=時空を超えた体験をもたらすもの」であるととらえ、さまざまなアプローチで「視点を変える」ことを試みる。

パヴェウ・アルトハメル《共同作業》2009年 [参考図版] Courtesy of the artist, Foksal Gallery Foundation, Warsaw,Open Art Projects, Warsaw and neugerriemschneider, Berlin

スペシャル上映:爆音SF [35mm] 《宇宙人東京に現わる》1956年 (監督:島耕二) 図版提供:KADOKAWA

なお、2014年のターナー賞を受賞したダンカン・キャンベルの「他のものたちに」、35ミリフィルム&爆音で上映される大友克洋の名作「AKIRA」や、岡本太郎が色彩指導とパイラ星人の造形を担当した「宇宙人東京に現わる」、約60年のキャリアを持つ実験映画の巨匠 ケン・ジェイコブスの近年の代表作を含む3作品の上映、写真家・ホンマタカシの映像を使った新作ビデオ・インスタレーションなど、いずれも見逃せない作品を多数紹介するほか、次世代を担う80年代生まれの若手アーティストらが参加する。