リクルートの実証研究機関であるメディアテクノロジーラボは、複数のソーシャルメディアに投稿した写真を集約し、撮影した日付、場所、人物毎に簡単にアルバムが作成できるiPhoneアプリ「Ambrotype(アンブロタイプ)」をリリースした。価格は無料。

「Ambrotype」は、写真に付与された日付・GPS情報や顔認識などを駆使して、「日付」、「場所」、「人物」をテーマにアルバムを作るiPhoneアプリ

「場所」を基準に写真を集約する場合、各SNSが写真とあわせて保持している位置情報をもとに、地図上にピンを表示。特定の場所を指定すると、そこで撮影された写真だけを集めたアルバムができあがる。

また、「人物」をテーマにしたアルバムは、Face.comのAPIを利用し、写真に写っている人物の顔を認識することで、同一人物の写真だけをまとめて作成する。

そのほか、アルバム作成以外にも、過去に登録した写真データのうち1枚が、定期的に通知される機能を搭載。すべての写真データについてSNSに再投稿が可能となっているため、懐かしい写真を見つけたら、再びSNSに投稿して友人・知人に共有することもできる。

なお、同アプリが対応しているSNSはFacebook、Twitter、Instagram、Picasa、Flickrの5つ。連携先のSNSについては順次、追加・変更していく予定だという。