日立システムズは、2011年10月の合併を機に発足した同社とデザイナー・吉岡徳仁とのコラボレーションプロジェクトにおいて、"新たな価値創造"をテーマにした作品「GERBERA(ガーベラ)」が完成したことを発表した。

吉岡徳仁氏と作品「GERBERA」

本作品は、日立電子サービスと日立情報システムズの合併により生まれた同社が掲げる「異なる価値の融合による新たな価値創造」という企業理念に、吉岡氏が共感して制作したもの。作品の制作にあたって吉岡氏は、同社に引き継がれている想いなどを肌で感じとるため、従業員によるワークショップへの参加や、社長との対談なども行ったという。

吉岡氏は同作品について、「人間の想像を超えた自然の偶然美を取り入れ、白いガーベラが結晶化した作品」だと表現しており、「白いガーベラの花言葉『前進』『希望』『集団美』が表すように、日立システムズが未来に向けて描き出す、新たな企業の姿を映し出している」としている。

本作品は4月より、同社本社のエントランスや全国の事業所などにおいて順次展示される予定とのこと。