アイ・オー・データ機器は、デュアルコアAtomを採用し、Windows Storage Server 2008 R2 Workgroupを搭載したハイパフォーマンスNASを発表した。1TB~8TBまで6機種があり、価格は109,800円(税別)から。いずれも、2月中旬から出荷が開始される。

4ドライブモデル(HDL-Z4WSAシリーズ)

4ドライブモデルは2TB、4TB、8TBの3機種があり、価格はそれぞれ158,000円(税別)、178,000円(税別)、198,000円(税別)。2ドライブモデルは、1TB、2TBの2機種で、価格はそれぞれ109,800円(税別)、128,000円(税別)。2.5インチハードディスクを採用した2ドライブの省電力モデルが1機種で、価格は114,800円(税別)。なお、2ドライブの省電力モデルの交換用カートリッジは、3月下旬より販売され、価格は31,700円(税別)。

iSCSIターゲット機能により、製品上に作成した仮想ディスク(VHD)をiSCSIストレージとして提供できるほか、ファイル共有プロトコルとして「SMB2.1」に対応。Active Directoryとの連携も可能だ。

4ドライブモデル(HDL-Z4WSAシリーズ)

4ドライブモデル(HDL-Z4WSAシリーズ)では、4台のハードディスクを搭載し、RAID 0およびRAID 5(出荷時設定)の構成が可能で、2つのLANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワーク間での共有利用や、eSATA、USBポートに外付ハードディスクを接続することで増設し、データのバックアップ先として利用することができる。インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×2、USB×5、eSATA×2。外形寸法は、W180×D235×H180mm、重量は約7.2kg。

2ドライブモデル

2ドライブモデル(HDL-Z2WSAシリーズ)と2ドライブの省電力モデル(HDL-Z2WSLPシリーズ)では、2台のハードディスクを搭載し、RAID 0およびRAID 1(出荷時設定)の構成が可能で、RAID 1で運用中はホットスワップによるカートリッジ交換が可能。HDL-Z4WSAシリーズ同様、2つのLANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワーク間での共有利用や、eSATA、USBポートに外付ハードディスクを接続することで増設し、データのバックアップ先として利用することができる。インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×2、USB×5、eSATA×2。外形寸法は、W102×D216×H150mm、重量は約3.6kg(HDL-Z2WSAシリーズ)と約2.5kg(HDL-Z2WSLPシリーズ)。

2ドライブモデル(HDL-Z2WSAシリーズ)

2ドライブの省電力モデル(HDL-Z2WSLPシリーズ)