スタッフサービスは10月23日、首都圏在住の会社員(正社員)を対象とした「職場の本音」に関する調査結果を発表した。調査期間は2017年9月30日~10月1日、調査対象は首都圏在住の20~50代の正社員、有効回答は800人。

部下の76.3%が「上司とSNSでつながりたくない」

上司にどの程度恵まれているか尋ねたところ、「恵まれている(やや含む)」との回答は55.8%。年代別にみると、20代は約3人に2人に当たる64.2%が「恵まれている」と答えたのに対し、30~50代はいずれも5割超にとどまり、20代とは10ポイント以上の差がみられた。

上司、部下とSNSでつながりたい(フォローしあいたい)と思うか。(ひとつだけ)(出典:スタッフサービスWebサイト)

仕事とSNSに関して、上司・部下とSNSでつながりたい(フォローしあいたい)と思うか聞くと、76.3%が「上司とつながりたくない」と回答。特に女性でつながりたくないと答えた割合が高く79.8%(男性72.8%)に上った。一方、「部下とつながりたくない」上司は67.9%で、男女別では女性72.8%、男性63.0%と、こちらも女性の方が高かった。

仕事に関する内容をSNSで投稿した経験がある人は1割前後。投稿内容を役職別にみると、「出張の行き先や内容に関すること」では上司31.3%、中間管理職14.5%、部下8.5%、「仕事の飲み会やイベントなどの様子」では上司10.9%、中間管理職9.4%、部下4.4%など、上司の投稿割合が多いことがわかった。また、上司の7.8%が世間への発表前の新商品・サービスなどの情報を投稿してしまったことがあると回答した。

一方、部下のSNS投稿、コメントに対し、「嫌だ・不快だ」と答えた割合は男性51.3%、女性71.5%。全般的に女性の方が「嫌だ・不快だ」と考えている人が多く、特に50代女性では82.0%に上った。