俳優の大谷亮平と女優の本田翼が、Amazonプライム・ビデオのサスペンスドラマシリーズ『チェイス 第1章』(12月22日から配信)で、ダブル主演を務めることが24日、明らかになった。2人は初共演となる。

今作は、大谷演じる記者・三上と、本田演じるBSテレビの新米AD・麻衣が、27年前に起こった5つの連続幼女殺人の未解決事件の真相に迫るサスペンスドラマ。岸谷五朗、羽田美智子、田山涼成、かとうかず子、でんでん、嶋田久作、平田満といった演技派俳優陣が脇を固める。

大谷は「自分も挑戦してみたいタイプの役だったので、大変そうだとは思いましたが、やりがいを感じました」と充実の様子。「三上は何事にも屈しない骨太な男なので、見た目から男っぽさと、圧倒できるような雰囲気を出せるように、少し体を鍛えてから現場に臨みました」と役づくりを語った。

一方の本田は「演じるキャラクターの成長プランを自分なりに考えるなど、私の中で最も考えて最も監督と相談した作品だと思います」と言い、「自分自身も成長できたと思います」と自信。「『報道にも限界がある、でもその限界を超えることができるかもしれない』という可能性をつかめた女の子になれたかなと感じています」と手応えを述べている。

脚本を担当するのは『海猿』『HERO』『龍馬伝』の福田靖氏、総監督は『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋氏、音楽は『JIN-仁-』の長岡成貢氏、そして、オープニング映像は『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』などのVFXを手がけた白組が演出。

主題歌を務めるのはポルノグラフィティで、「ドラマの企画書を読ませてもらった時に、働くことの悲哀、つまりBluesを感じました。世の中の全てのことには、PopやRock、Ballad、そしてBluesが混在していると思っています。この曲では、そういった働く人の矜持みたいなものを表現できたらなと思い作りました」と狙いをコメントしている。

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