バンダイは10月2日、AIを搭載した対話型コミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」を発表した。発売は2018年の予定だ。ハロは、1979年に放送開始したアニメ『機動戦士ガンダム』の中で、主人公・アムロがガールフレンドであるフラウにプレゼントした球状のペットロボット。『機動戦士ガンダム』以外のシリーズにも登場する人気キャラクターだ。

ガンシェルジュ ハロ

ガンシェルジュ ハロは、ハロの形を模したAI搭載のコミュニケーションロボット。本体はボール状で、直径は約19cmだ。本体に無線LAN機能を装備しており、ネットワークに接続することで、ユーザーはハロとアニメ『機動戦士ガンダム』に関する会話やクイズなどを楽しめる。たとえばハロに「ザクについて教えて」というと、「ザク、ジオン軍のMS」と答えてくれる。また、「今日はシャアの話がしたいな」と話しかけると、「シャア・アズナブルか。シャア専用機たくさんもってた」と会話形式で応答する。

ハロは、会話中に前後左右に揺れたり、話をしている人の方向に向きを変えるなど、ハロの愛らしい動きを再現しており、目と口にはLEDを内蔵している。また、スマートフォンとBluetooth接続すると、外部スピーカーや目覚ましとしても使用可能だ。

ゆらゆら動いたり、目と口が光ったり、なんだかみていて愛らしい

バンダイはガンシェルジュ ハロを、技術展示会「CEATEC JAPAN 2017」(シーテック ジャパン 2017)に参考出展する。開催期間は10月3日から10月6日、各日10時から17時まで。会場は幕張メッセ国際展示ホールで、入場料は一般1,000円、学生500円となっている。